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カテゴリ:韓国歴史ドラマ
評点 ★★★★☆ 小振りな世界でのお話ですが、演出、場面展開、音楽が良く、役者もよく選ばれていて、久々に嵌って楽しめました。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】帝王の娘 スベクヒャン DVD-BOX1 [ ソ・ヒョンジン ] ●2013年度 韓国ドラマ MBC 全108話(一話30分)監督:イ・サンヨプ 脚本:ファン・ジニョン キャスト: ◇ソルラン(スベクヒャン)/ソ・ヒョンジン 第25代/武寧王とチェファとの悲恋の末に生まれた娘。素朴な性格の持ち主で、思いやりがある。 ◇ソルヒ/ソウ ソルランの異父妹。華やかなものや花が好き。百済の都で暮らすことを夢見る。 ◇ミョンノン/チョ・ヒョンジェ 第24代/東城王の息子だが、幼い頃に入れ替えられ、武寧王の息子として育てられる。名実ともに帝王の逸材。 ◇チンム/チョン・テス 武寧王の息子だが、“息子のチンムを守ってほしい”という東城王の遺言を守る為、入れ替えられ、東城王の息子として育てられる。 ◇武寧王/イ・ジェリョン 百済の中興時代を開いた覇王。佐平として戦に明け暮れていた頃、チェファと密かに情を通じ、子を授かるも、その事実を知らずにいる。東城王亡き後、武寧王として即位する。 ◇チェファ/ミョン・セビン ソルランとソルヒの母親。武寧王の唯一の女性。恋人だった武寧王によって父親が殺され、武寧王を愛し続けることも、忘れることもできず、言葉が話せないクチョンと共に百済を離れ、伽耶に隠れる。 ◇クチョン/ユン・テヨン チェファの夫。チェファの父ペク・カの家来で、怪力の持ち主。しかし、言葉が話せないために身分は低く、戦場ではもっぱら矢の運び人。謀反の罪によりペク・カが処刑され、その後チェファが自害しようとしたところを発見し、チェファを背負って伽耶に逃げる。 ●あらすじ 6世紀百済、第24代東城王の治世末期。加林城の城主ペク・カの娘チェファは、王の従兄にあたるユンと密かに情を通じ、彼の子を身ごもっていた。そうとは知らないユンは、もし娘を授かったら「百済を守る花」という意味の“スベクヒャン"と名付けようとチェファに話す。その頃、東城王に対して怒りを募らせていたペク・カは、ユンの側近ヘ・ネスクにそそのかされ、東城王を暗殺してしまう。東城王を敬愛していたユンはこれに激怒し、ペク・カを自害に追い込むが、ネスクからチェファも命を落とした聞き、悲しみにくれる。 ●感想 あらすじを見て、構成世界が小さいなあ、とか思いながら見始めましたが、勇敢な佐平とチェファ・アガシの恋が危機を迎える辺りからググッと盛り上がり始め、ずっと嵌って見られました。前半で特に印象深いのは、ソルランとミョンノンの出会い辺りで、突然、変なオツムの女を演じて危機を乗り切ろうとするソルランの知恵の発揮の仕方とか、それに応対するミョンノンの賢さの描き方とか、喜劇的センスにも優れ、演出のレベルが高いなあ! と、感心しました。 ドラマとしては、偽のスベクヒャンの策略を、毎回毎回、乗り越え乗り越え、ソルランが知恵と体力で、自力で人生を乗り切って行く辺りに、大層優れた工夫があり、ここが最大の魅力かなあ、と感じました。ソルラン演じるソ・ヒョンジンさんは、普通の女にも、優れた官吏にも、凛々しさ溢れる王女にもなれ、素晴らしいし、チェ・ヒョンジェさんは例によって目の輝きが良い。この二人に、基本的な暖かさと信頼感があってドラマベースを支えている感じが、見ていて非常に良い感じで、心地よいですね。 役者としては他に、トンデおじさんとマングおじさんも良かった。最初は盗賊なのに、いつの間にかソルランの味方となって支えて行く辺りの場面展開は、素晴らしい作りです。この辺りの全体構成に、脚本家の才を感じました。トンデの奥さんになる飯屋のおばさんや、諜報団の団長とか、元高句麗の間諜だった女性とか、配置も大変、上手いです。 ●それと、音楽が優れていると思いました。百済の唄として、場面途中でチェファアガシが口ずさむ曲があるのですが、この曲が非常に頭に入りやすい曲で、忘れられません。ドラマにもピッタリ嵌っていて、ソルランのテーマ、みたいになっており、この辺りの構成は素晴らしかった。加えて、カメラワークがいいですね。場面展開の切り替えもスムーズで、レベルが非常に高いと感じました。 ●ということで、私としては、久々、しっかり嵌って見られたドラマです。終わり方も綺麗で上手かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 2, 2018 07:59:16 PM
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