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映画ドラマ・千一夜

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July 5, 2016
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カテゴリ:韓国ドラマ
評点 ★★★★(技術・検証的には★★★★+) 中盤でダレる感じがするが、最終話のための伏線か? 作者の意図はよーく分かるけど、読後感が重く、最後は、「すっきり感」があまりない感じだった。

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●2011年度 韓国ドラマ SBS 全20話 脚本:キム・ウニ、チャン・ハンジュン 演出:キム・ヒョンシク、キム・ヨンミン ※<1話~10話まで>チャン・ハンジュン キャスト:
◇ユン・ジフン役/パク・シニャン 真実を探ろうとする熱意溢れる国立科学捜査研究院所属法医官。
◇コ・ダギョン役/キム・アジュン 新米の法医官。
◇イ・ミョンハン役/チョン・グァンリョル 権力こそ犯罪を抑制すると豪語する、国立科学捜査研究院本館の法医学部長。
◇チョン・ウジン役/オム・ジウォン ソウル中央地検強力部の女性検事。
◇チェ・イハン役/チョン・ギョウン 熱血強力系刑事
●あらすじ
 人気アイドルグループ「VOICE」の公演中に、楽屋でリードボーカル/ソ・ユニョンの遺体が発見される。遺体には外傷も抵抗した跡も見られず、自然死なのか他殺なのか、その死は謎に包まれていた。
 遺体は国立科学捜査研究院に回され、天才法医官ユン・ジフンが解剖・検視を担当することになる。だが、死因隠蔽を目論むある筋が動き、検察は解剖を、法医学学科長イ・ミョンハンに任ずる。真実が闇に葬られる危険を察したジフンは遺体を略奪し、偶然来合わせた初任検視官コ・ダギョンを助手に剖検、ジフンの検視結果は窒息死による他殺。だが、犯人の自首により事態はあらぬ方向へと発展する。
********* 多少ネタバレします *********
●感想
 2011年度の作品だそうで、少し時代が勝った演出の感じがしました。(特に、ジフンの下で解剖を一緒に行う所員のセリフ辺りに)ドラマの内容がサスペンスなので、2016年の今だと、少し速度感に違和感が感じられたのと、国立の科学捜査研究院なのに、あんなに「ねつ造」ばっかりが話題に出ますかね? どうもその辺、納得感が薄かったです。また、途中進行中の犯人側の演出をもっと視聴者に秘密的に取り扱わないと、見る側に、イライラ感が募ります。
 演出は10話までとその後の8話は印象が違って感じましたが、あとからインターネットで調べて見たら、やはり演出者が交代したようで、その辺は納得です。ただ、11話から18話辺りまでは、「ジフンや検事の努力で捜査が進展すると、犯人側が証人を殺害することで証拠を消す」という同じ手法を多用して物語が展開し、どうも変。アメリカ兵のお話などでは、ジフンの推理など、かなり高度な推論をして面白くレベルが高いなあ、と感じたのですが、後半の窒息死の証拠を調べる辺りは、すり替えに気が付かない、など、バランスがあまりよくなく感じました。
 おそらく、最初に物語設計をする際に、最終話が先にあり、その発想を輝かせるために前半を作って行ったのだろうと思いますが、犯人が凶器をずっと大事に持っているとか、妙に自信ありげに捜査側の人間に顔を見せに来るとか、協力者が沢山居て、残された証拠をどんどん消すあたりには無理があって(最初の事件よりも二回目以降の方が遥かにばれやすいのに、あえてそういうストーリー展開だし・・・)、その辺、見ている側ではストレスが溜まりましたね。
 また、ねつ造関係では、誠実なチョン・ビョンド所長が、予算が厳しいからと言って、ねつ造しますかね? この辺の理屈も無理やりに着けた感じがしました。
●19話後半から最終話にはさすがにドキッとしましたが、視聴終了後には、スッキリ感が残りませんでした。或る意味、技巧の作品、ですかね? こういう筋立てのドラマは、一度は誰かが試みるものかと思いますが、禁じ手のような気もしてしまいました。 





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Last updated  July 5, 2016 07:42:22 AM
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