我輩はカモである
評点 ★★☆ ドタバタ喜劇? 全然面白くなかった。その当時はこれで良かったんですかね?【中古】 我輩はカモである /レオ・マッケリー(監督),バート・カルマー(脚本),ハリー・ルビー(脚本),グルーチョ・マルクス,ハーポ・マルクス,チコ・マルクス,ゼッポ 【中古】afb●1933年度 アメリカ映画 監督:レオ・マッケリー 脚色:バート・カルマー ハリー・ルビー 出演:◇ルーファス・ティー・ファイアーフライ/グルーチョ・マルクス フリードリアの首相◇チコリーニ/チコ・マルクス シルヴェニアのスパイ◇ピンキー/ハーポ・マルクス シルヴェニアのスパイ◇ボブ・ローランド/ゼッポ・マルクス◇トレンティーノ/ルイス・カルハーン 大使◇ティズデイル夫人/マーガレット・デュモンド◇ヴェラ/ラクエル・トーレス●あらすじ フリードニア共和国は財政難に陥り、ティズデイル夫人に2000万ドルの調達を依頼したが、夫人はルーファス・ティー・ファイアフライが独裁者に任命されなくては貸すことができぬと断った。かくしてファイアフライが宰相に任命された。隣国シルヴェニアの大使トレンティノはフリードニアを自国の手中に収めようと計画し、踊り子のヴィーラにファイアフライの誘惑を頼むが、ファイアフライはティーズデイル夫人に思い召しあるので、誘惑に応じない。トレンティノはチコリーニとビンキイの2人をスパイにしてファイアフライの行動を監視させていたが、チコリーニはファイアフライから陸軍大臣に任命されてしまった。トレンティノは自分がティーズデイル夫人と結婚して、フリードニアの実権を握ろうとしたが、ファイアフライは彼を侮辱して戦争を誘発する。●感想 その当時は有名なコメディアンだったマックス兄弟のハチャメチャコメディ・・・ですかね? でも、笑いのネタの質が良くないです。最初からイライラして面白くなく、いつかはよくなるかと期待して我慢して最後まで見たのは見たのだけど、時間の無駄だったなあ・・・。 でも、映画の初期のころはこういう風だったんでしょうね。帽子の掛け合いとか鏡を挟んだマネとか、アイデアは良いと思うんです。なので、インターネットの喜劇ファンの★★★★の評価も分からんではないけど、まあ、私としては面白みが無かった。 先日、NHKでドリフターズのメモリー映像を遣ってましたが、ドリフも不用意に頭を叩いたり、そのコントが何度も続いたりする場面は質が悪いように思います。韓国映画のコメディの上手さから見ると、遥かに質が落ちる気がする・・・。今回も、面白さの意味がよく分からなかった・・・。