★新型肺炎問題で下がりつつある株価の対策方法は、ただ一つしかない・・・。
●その昔、株式売買に手を出したことがあります。ネットでの売買が盛んになった頃で、松井証券とかが頑張っていたころです。「自分でも儲けられるんじゃないか!」なんて、あれこれの宣伝に乗っかっちゃった。でも、普通に遣って行くと、「参加者の7割は損をし、2割はトントン、1割が勝ち越し」みたいになるのが、この世界の常識のようです。私も最初に儲けたものものだから調子に乗り、そうしたらそのうちにジワジワと下がって塩付けが始まり、焦ることになりました。それからあれこれ工夫してかなり奮闘して「売買による利益はなし」までは持ち込みましたが、全体的には証券会社手数料分だけマイナスになって終わりました。その額だけでも百万円のオーダーです。これは駄目だな、と完全に見切りを付けました。(結局、数学的に順当に帰結する結果になったわけです。分かり切ったことを、自分の実際の経験で確かめただけのことでした)●株で儲けるのは、基本的には、経済が沈滞して日経などが安値になっている頃に買いを入れ、数年待って高値となる頃に売れば良い。要は焦らないで、経済の本質をよく見て参加すればよいのです。●で、今回の新型肺炎。1月に発生国で騒ぎが始まったら、その時点ですぐに売るべきなんです。下がることは分かり切っている。私のその時点での予測は、今回は日経平均でいうと、14,000円を割るかもしれないな・・・。というものでした。(でも、株はもうやらんことに決めているので、そういう種類のコメントは差し控えたかった) ここにきて大騒ぎをしていますが、その理由がよく分かりません。1月時点で下がる可能性100%なのに、なんで買う人が居るんですかね?●ちなみに、プロのトレーダーの人は、こういう時でも損はしません。証券会社から株を借りて売る方法もできるようにしているし、一日のうちに売買を完結させていて、大損しない方法で遣っているからです。昔、株を遣っているころに、金曜日に売り残して月曜日の始まりでドンと下がって取り換えしがつかない、ということが多々あり、持越しは駄目だなあ、と気づいたことが何度もあります。 トレーダーには秘訣は確かにあり、それだから職業として成り立っているのだろうけれど、それを冷静に行うのは、心理的に難しいことなんです。なので、安全考えるサイドの人間ならば、こういう時期には株には手を出さないのが良い。●世界中の市場で株価が下がって、各国が市場への通貨供給など経済的手法で支えようと努めてますが、ナンセンスです。原因は新型肺炎にあるのですから、対策はただ一つしかありません。方法は、新型肺炎問題を解決することなんです。誰にだってこのことは、分かっているはずのことだと思うんですが・・・。 政府の対策が功を奏し、人にわざとうつすような行為をする人もいなくなって、新型肺炎問題が完全に解決することを心から望んでおります。