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『THE 有頂天ホテル』 (2005)
上映時間 136 分 製作国 日本 ジャンル コメディ/ドラマ
これは、年明け一本目の笑い始め、にぴったりです。今年も笑いで初めましょう、というような。。「24」(トウェンティー・フォー)と同じ形式で。鑑賞時間2時間とストーリーの時間が同じというもの。「24」までひっかけてるんですね~。23人+アヒル1羽、計24名の出演者。次から次とおかしくて、笑い声を抑えるのに苦労しました。てか、劇場はゲラゲラ、、しばし止んではまたゲラゲラ、、の繰り返しでした~。劇場も左右びっちり大入りでしたね。こんなに終始笑えるなんて、、お笑いより面白い。2時間たっぷり笑えるんですから~。 ダントツだったのは伊東四郎さんです。あの人はおかしいですね~。ただ立っているだけで、なんであんなにおかしいんでしょうね~。好きですね~。西田さんのね~。パワーがありますねー。ちょっと引きますけど(笑)慎吾くんと一緒に歌いだす時にべベ~ンと鳴る楽器、、あれはなんですかね。演歌用の合いの手?もちろん役所さんも面白かったです。一見、何の欠点もなさそうな100点満点のホテルマン。それを尊敬の眼差しで、いつも後ろを離れない戸田恵子さん、「ショムニ」「お水の花道」等のはじけっぷりは控えめにおさえ、真面目に役所さんをサポート。役所さんは、常に<お客様>第一、という完璧なキャラかと思ったら、やっぱり泣き所があったというか。見得なんて無さそうなんだけど?あれはやっぱ見得なんですかね。原田美枝子さんは、しっとりしていてマドンナ的な雰囲気で。別れた夫が心を残しそうな女性をしっとり演じてましたが。。そのだんな役の角野卓造さんの汗びっしょり演技、「幸楽ラーメン作り」でさすが<汗線>はよく開いてますよね。お疲れ様~っと言う感じで。。 佐藤浩一さん、唯一笑わないニヒルな役どころでしたが、あの人のそれこそ、新撰組か赤穂浪士か、みたいな重厚な持ち味も、周りのドタバタにしっくり溶け込んでますから不思議です。ああいうお笑いもの、きっと好きなんでしょうねぇ。結婚以来、女優業でノってる篠原涼子さん、台車にノって蜘蛛のように?ホテル侵入したり「むっちゃ~ん」(←佐藤浩一の政治家”武藤ダ”ヘの呼び方)っと、コールガールはまってましたね。唐沢さんは、今回髪型だけであそんでますしね~。やー、贅沢です。ほんとに豪華!。津川雅彦さんは、顔出ませんし~。。他の出演者も、ここには書ききれませんがもちろん、おもしろかったです。そして無駄がない。やー、も一回みたいです。 とにかく、テンパッテます。ハイテンションで出来てますが、24名の出演者の 出番は秒数単位に決められて、全て全員何処で何してる、というスケジュールがあったそうで、計算されつくしてるんですね。 三上監督って、「ぼくは地味です。」とか「出演者は、ぼくに優しくしてくれる人が大前提」とか、。「王様のブランチ」で香取くんにメールアドレスを教えてもらいたいのに、教えてもらえない、っとか、、やっぱ、おかしいですねぇ~。 悲喜劇こもごも 24人すべてにドラマがあって、みんな癖あり。ひとの欠点や弱さを笑いで料理という映画でした。
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最終更新日
2006年01月14日 21時04分12秒
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