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2010年12月17日
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Keityan(亡き妻)!

或る雑誌で「いつもありがとう作文コンクール」というものを知った。


主催:朝日学生新聞社

共催:シナネングループ

後援:文部科学省・朝日新聞社

応募資格:全国の小学生

第4回目となる今回は応募総数3万3421点。

そのうちの、27歳で亡くなった父に贈る作文を書いた広島県の小学校1年生片山悠貴徳(ゆきのり)君が最優秀賞となった。


先ずは全文を紹介する。

『ぼくとお父さんのおべんとうばこ』

「おとうさんがびょうきでなくなってから三年、ぼくは小学一年生になりました。

おとうさんにほうこくがあります。きっとみてくれているとおもうけど、ぼくはおとうさん のおべんとうばこをかりました。

ぼくは、きのうのことをおもいだすたびにむねがドキドキします。

ぼくのおべんとうばこははしがあたって、すてきなおとがきこえました。きのうのおべんと うは、とくべつでした。まだ十じだというのに、おべんとうのことばかりかんがえていまし た。

なぜきのうのおべんとうがとくべつかというと、それはおとうさんのおべんとうばこをはじ めてつかったからです。おとうさんがいなくなって、ぼくはとてもさみしくて、かなしかっ たです。

おとうさんのおしごとはてんぷらやさんでした。おとうさんのあげたてんぷらはせかい一お いしかったです。ぼくがたべにいくと、いつもこっそり、ぼくだけにぼくの大すきなエビの てんぷらをたくさんあげてくれました。そんなとき、ぼくはなんだかぼくだけがとくべつな きがして、とてもうれしかったです。あれからたくさんたべて、空手もがんばっているの  で、いままでつかっていたおべんとうばこではたりなくなってきました。

『大きいおべんとうにしてほしい。』とぼくがいうと、おかあさんがとだなのなかから、お とうさんがいつもしごとのときにもっていっていたおべんとうばこを出してきてくれまし  た。

『ちょっとゆうくんには大きすぎるけど、たべれるかな。』といいました。

でもぼくはおとうさんのおべんとうばこをつかわせてもらうことになったのです。
 
そしてあさからまちにまったおべんとうのじかん。ぼくはぜんぶたべることができました。 
いまおもいだしてもドキドキするくらいうれしくておいしいとくべつなおべんとうでした。

もし、かみさまにおねがいができるなら、もういちどおとうさんと、おかあさんとぼくとい もうととみんなでくらしたいです。でもおとうさんは、いつも空の上からぼくたちをみまも ってくれています。

おとうさんがいなくて、さみしいけれど、ぼくがかぞくの中で一人の男の子だから、おとう さんのかわりに、おかあさんといもうとをまもっていきます。おとうさんのおべんとうばこ でしっかりごはんをたべて、もっともっとつよくて、やさしい男の子になります。

おとうさん、おべんとうばこをかしてくれて、ありがとうございます。」


これを読んだらKeityanとダブッて凄く感動した!

思わず涙がポロッと出た。

その他の作品もみんな感動するものばかり。


今、親に暴行受けて殺された。

意識不明の重体になった。

そんな子供たちの悲惨なニュースが後を絶たない。


そんな中で「家族の絆」というか「親子の愛情」に久しぶりに出会った気がする。






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最終更新日  2010年12月17日 09時35分24秒
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