ボードゲーム教室

・チェッカーの発祥と現在



チェッカーは１２世紀頃　フランスの南部で生まれたとされるボードゲームです。

一説には「チェスを簡略化させたゲームである」と言われていますが

実際にはチェスと同等もしくはそれ以上の難しさを秘めている　奥の深いゲームです。



一口に「チェッカー」と言っても　それぞれの国により異なるゲーム形式・ルールが存在しますが

当サイトではごく一般的な「英米式チェッカー」について扱います。



ちなみに　チェッカーは「ドラフツ」「ドロート」(draughts)等とも呼ばれます。







・チェッカーの概要



チェッカーは２人のプレイヤーが１対１で対戦するボードゲームであり

駒とボード（盤）を使って勝敗を競います。

双方がルールに則って駒の取り合いを行ない　最終的に相手の駒を全て取るか

もしくは相手の駒を動けなくした方が勝ちとなります。







写真左の駒が「チェッカー駒」。

２色に色分けされた円盤状の駒を　２人のプレイヤーがそれぞれ担当します。



写真中央および右の駒は「チェス駒」。チェッカー駒の代用として　チェス駒を使用する事も出来ます。







・チェッカーの魅力





チェッカーには　人を惹きつけて止まない魅力がたくさんあります。





１、ルールが簡単で　誰とでも楽しめる



チェッカーのルールは　数分程度の解説で覚えられるような簡単なものなので

他のボードゲームに比べ　初心者でも親しみやすいゲームと言えます。　

そのため　例え相手がルールを知らなかったとしても

その場であなたがルールを教えてあげさえすれば

その方とすぐにゲームをする事が可能なのです。



また　現在ではインターネットの普及により

遠く離れた異国の方とも　比較的簡単にゲームをする事ができるようになりました。

例え言葉は通じなくとも　「チェッカー」を通じて

たくさんの人達とコミュニケーションを取る事が出来るのです。





「あらゆる人達と気軽にゲームをする事ができる」





これがチェッカーの一番の魅力だと思います。







２、深みのあるゲーム内容



チェッカーは　ルールが非常に簡単であるにも関わらず

とても奥が深いボードゲームとして知られています。



チェッカーでは　たった一度の悪手が取り返しのつかないミスとなる事が多く

駒を動かさずに後の展開を予想する　「先読み」の深さと正確さが特に要求されます。

また　そこには陣形や手筋・序盤定跡といった専門的な知識も必要となり

実に多種多様な変化について読む必要があるのです。



つまりチェッカーは　プレイヤーの経験や技術力が高ければ高いほど

ゲーム内容はより高度になり　より深みのある面白いゲームを楽しむ事が出来るのです。

この為チェッカーは

初級者の方には「気軽に楽しめるゲーム」　上級者の方には「思考力を競うゲーム」というように

対戦する方のレベルに合わせた楽しみ方が出来るゲームと言えるのです。





「プレイヤーの実力に応じた楽しみがある」





これもチェッカーの魅力でしょう。







３、ゲームに勝った時の達成感



このように時に複雑な戦況になるチェッカーだからこそ

難しい局面を乗り切り相手に勝利した時の快感は　何物にも換え難いものになります。

考えに考えた上で打ち出した戦略が効を奏し　結果そのゲームに勝利できた時

あなたはきっと難しいパズルが一気に解けたかのような　素晴らしい爽快感を得る事でしょう。　　



また　相手の駒をたくさん取る「ショット」と呼ばれるテクニックにより

ゲームに勝った時の爽快感も　チェッカーならではの達成感と言えます。





「難しい問題を解いたかのような　爽やかな達成感を楽しめる」





これもチェッカーの魅力と言えます。











さあ　あなたもチェッカーを始めてみませんか？