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カテゴリ:読んだ本
昨年読みかけの本を発見して読了。
内容情報】(「BOOK」データベースより) 別れと出会いは、いつも交互にやってくる…。どんなに愛していても別れなければならなかった恋、添い遂げられなかった愛。不器用な生き方しかできない男女7人の、光と影を描いた最新連作短編集。史上初の直木賞&山本周五郎賞ダブル受賞作家が魅せる新境地。 バイクを通した連作短編集 ある作品での主人公が次の作品では脇役で出ていたり、ツーリング先の北海道ですれ違っていたり、 いろんな面で重なりあっていた。主役と脇役で描かれ方もちがい、バイクに乗るのを反対していた父親が実はバイク乗りだったとか、しっかしていると見えた女性にも癒されない過去の傷があったりと、違った側面を描くことで登場人物に深みが生まれリアルさを感じた。人物だけでなく、バイクそのものもリンクしていて、バイク好きにはたまらない1冊。 久しぶりにバイクに乗りたくなりました。手放してしまって、もうないんですけど(TT) 余談ですが、「虹色にランドスケープ」というタイトルで、各作品には色のサブタイトルがついていますが、作品を読んでて色の印象はあまりなかったです。 虹といえばこちらもそうでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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