いろいろ気になる

バッファローから、UPA規格に準拠した高速PLCアダプタPL-UPA-L1と、PL-UPA-L1を2台セットにしたモデルPL-UPA-L1/Sを8月中旬に発売される。
PL-UPA-L1/S \14,800

PL-UPA-L1 \8,190

PLCなので工事などを行なう必要なく家庭内の電源コンセント経由でPL-UPA-L1同士のネットワーク接続が可能で、親機1台に対して最大15台まで同一ネットワーク上に接続できるというのは、従来のものと同じ。
使用帯域が4～28MHz、通信距離は最大150mも変わりないが、理論値で最大200Mbpsのスループットはちょっと高速。実際には、他の機器の影響をどれくらい受けるかのほうが重要な気がするけど。
また、PL-UPA-L1は、UPA規格に準拠した高速PLCアダプタ。

親機の電源が入っていない場合でも子機間で通信が可能となる自動設定機能があり、セキュリティは3DESをサポートしいて、セキュリティ設定は親機と子機の本体ボタンを押すだけで行なえる。また、セットモデルのPL-UPA-L1/Sではセキュリティ設定が行なわれた状態で出荷される。

本体サイズは50×125×80mmで、重さ220g。インターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX×1。

なお、UPA規格とは、電力線通信規格「UPA（Universal Powerline Association）」のこと。
PLCの規格は現時点で、HD-PLC、HomePlug、UPAの3種類がある。

規格の異なるもの同士では通信できない。このため、同じバッファロー製でも既に発売されているPL-HDP-L1で採用されているHD-PLCとは規格が異なるため、接続ができない。
また、同一ネットワーク内で異なる規格が混在する場合は影響を与える可能性もあるので注意。

同じUPA規格では、ネットギアが５月にHDX101と２個パックのHDXB101を発売していて、似たような価格だが、ちょっとマイナーだったようだ。
この製品、楽天では売ってない。