メルマガ【お水・バレンタイン】

【目次】
1.イタリアでミネラルウォーターを注文する
2.バレンタインデーとイタリア

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1.イタリアでミネラルウォーターを注文する
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日本のレストランへ食事に行くと、お店の人が当たり前にお水
を出してくれます。もちろんタダですよね。

しかし、イタリアでは、お水が何もせずに運ばれてくる事はあ
りません。実は、お水は注文する物なのです。そして、お水は
有料です。

イタリアの水道水には多くの石灰質が含まれており、かなり硬
質のお水です。数十年飲み続けると胆石が出来ると言うくらい
…。

水道水でスパゲッティを茹でていると、水の中に溶けていた石
灰が固まって、鍋の中で浮遊しているのが見えるそうです。

しかもこの石灰は、長く使うと鍋の内側にもこびり付き、硬く
なってしまう程だそうです。

そんなこともあり、ほとんどのイタリア人は普段から飲料用と
して、ミネラルウォーターを購入します。日本でも近年、ミネ
ラルウォーターを購入する機会が増えてきましたが、それでも
イタリアとは比べるに足りない程度でしょう。

お水にお金を出すのが当然の国ですので、リストランテなどで
出されるお水もミネラルウォーターとなり、有料となるわけで
す。

ミネラルウォーターは日本ではあまり考えられないのですが、
ワインなどの他の飲みもとの一緒に立派（笑）にメニューに
載せられています。

そういう訳なので、お店の人が飲み物を何にするか聞いてきた
時に、仮にお水が必要な場合は、普通の飲み物と同様にオーダ
ーする必要があるのです。

高級なリストランテでは瓶入りのミネラルウォーターが提供さ
れる場合が多いと思うので、ちょっと難しいかもしれませんが、
トラットリアなどの庶民的なレストランではペットボトルで提
供される場合があります。お水が余った場合は、お金を払って
いるので、そのペットボトルごとテイクアウトする事もＯＫな
のです。

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2.バレンタインデーとイタリア
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バレンタインデーと言えばチョコレートですよね。しかし、この
女性からチョコレートをプレゼントするというのは日本特有の行
事であると言う事は結構有名な話ですよね。

実は「バレンタイン」とは、イタリア語では「バレンチノ」とい
い、3世紀ローマのキリスト教の司祭の名前だったのです。

いろいろな説がありますが、その内の一説によると、当時のロー
マ皇帝は、強兵策の一環として若い兵士たちの結婚を禁止してい
たそうです。

バレンタイン司祭はその様な兵士達を哀れに思い、皇帝に反し、
多くの兵士たちを結婚させたそうです。

それを知った皇帝は激怒しました。当時キリスト教徒は迫害を受
けていたと言う事もあり、バレンタインは処刑されました。その
処刑日が、2月14日だったのです。

バレンタインデーとはもともと、聖バレンチノの殉教を記念する日
でした。バレンチノの行いにより、若い男女の保護者としてあがめ
られる様になったのです。

その後、キリスト教ではカードや花束などを互いに贈り合う行事に
なり、次第に、この日に恋人たちが贈り物やカードを交換するよう
になっていったそうです。