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東京・秋葉原で2008年6月、17人が死傷した無差別殺傷事件で、殺人罪などに問われた元派遣社員・加藤智大(ともひろ)被告(27)の公判が14日、東京地裁(村山浩昭裁判長)であった。
起訴前に加藤被告の精神鑑定を行った医師が検察側証人として出廷し、「精神障害があったとは認められない」と述べ、完全責任能力があるとの見解を示した。 医師は「加藤被告にとって、携帯サイトの掲示板で受けた嫌がらせは自分が殺されてしまうことと同じくらい重大なことであり、事件を起こすことでこの不満を知らせようと考えたことは犯行動機として了解できる」と指摘。加藤被告が「自分の犯行の一部について記憶がない」と述べている点についても、「無我夢中であったことを考えれば、むしろ妥当だ」と話した。 yomiuri onlineより抜粋 正常と異常の区別は非常に難しい鑑定だと思いますが、精神障害があったとは認められないという鑑定もまた正常なのか異常なのか解りません。少なくとも多数の人間を死傷させる心理というのは、行きたくもないのに徴兵された兵士が、何かの拍子で戦争で多数の敵兵を死傷させたものとどう違うのでしょうか? 国家が認めた悪法、派遣制度を徴兵制度に見立て、ネット上でのトラブルを戦場でのなにかの拍子と考えたら、彼は正常だったのでしょうか? 戦場で敵兵を多数死傷させれば英雄、少人数の殺人は犯罪人であるというテーマでチャップリンが邦題「殺人狂時代」という映画を作ったことを思い出しました。 加藤の行動は許しがたい、死刑が適切な犯罪だとは思いますが、彼が正常か異常かの鑑定は納得しかねます。正常な人間が正常な判断で多数の人間を死傷させることができるのでしょうか?誰でもいいから殺したいという感情は正常なのでしょうか?それを実行する精神は正常なのでしょうか?だとしたら今後も正常な人間による無差別殺人は起こり得ることなのでしょうね!! もはや歩行者天国のような脳天気なものが存在してはいけない世の中になってしまったということなのでしょうか? 今後の裁判の行方に注目です!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月15日 02時20分05秒
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