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横浜は燃えている!

横浜は燃えている!

最中!!



    実家では頂き物が年中溢れている家だったので、羊羹、最中、カステラ等
   買ってまで食べようと思った事はない。そしていくらたくさん頂こうが
   ウマイと思う物しか食べず、あぁまたこれか~という物は箱の蓋を
   開けるだけでバイト先のおやつになっていた。



    横浜に越して和菓子のうまい店をまず探した。近所はどこもアウトで
   あった。もちろん横浜駅に出ればそごう、三越、高島屋があるのではあるが
   やはりテナントなんかでなく個人商店でぜひ見つけてみたかった。



    諦めかけていた時、前から気になっていた横浜駅近くに大きな木の立派な
   看板を掲げているお店に入ってみた。千代田栗最中本舗さんである。




    正直「う~ん最中」と思い、なかなか店に行こうとしなかった。ある時
   東急ハンズの駐車場に車を停めた。旦那が「いい機会だから買ってみない?」
   と言ったが気乗りはしなかった。しかし美味しいものには常に挑戦者で
   なくてはならない





    お店に入ったのは少し遅い時間だった。おじいさんが対応に出てきた。
   生菓子もあったが、やはり看板の最中を頂かねば。小倉と栗のを2種類を
   お願いした。



    おじいさんは私達に数を確認したら奥へ入ってしまった。しかもこちらが
   少々不安になる時間だった。待っている間置いてあるパンフレットを手に
   する。横浜の伝統と味を伝える老舗横浜のれん会の案内である。
   こちらのお店も加盟しているようである。



    ようやくおじいさんは最中を両手に持って出てきた。注文が入ってから
   作っているのだ!
。頂き物の最中に慣れてしまっていた私はちょっと
   ジ~ンとしてしまった。


  

    家へ帰って早速頂いた。パリッとした皮に餡がたっぷり挟まれており、
   手にずっしりとくる。皮は香ばしく、餡もとても美味しい。とても美味しく
   これまでの自分の姿勢を大いに恥じ、おじいさんに大変申し訳なく思った。
   それ程食べる価値のある最中であった。





    よく頂く最中でも食べる時に自分で皮を餡に挟んで食べるようになって
   いるのもある。しかしそういったのは皮がいやにバリンバリンで決して
   美味しいと思った事はなかった。




    けれど千代田栗最中本舗さんのは違う。皮も餡も作りたてのを
   挟んでくれるから非常に美味しい。とても素晴らしいお店だと思います。
   行くベシ!!





     千代田栗最中本舗

      045-311-2764

     〒220-0073 神奈川県横浜市西区岡野1丁目12-13
    


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