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テーマ:あなたのSONY製品(66)
カテゴリ:It's a SONY
ソニー製懐中電灯のLED化を計画。
回路は至って簡単。 抵抗とLEDの位置関係を左右違えているのはコンパクトにする為で、LEDと抵抗の位置はどちらでもOK。 抵抗値の計算は、 充電池の場合1.2V×4=4.8V, 使い捨て電池の場合1.5V×4=6Vというように範囲が広いので、万が一間違えてアルカリ電池を入れたとしても壊れないように計算する必要がある。しかしながら、充電池を基本としたいのでなるべく明るくする為、6Vでも壊れない抵抗値ぎりぎりにしたい。 LEDの抵抗の求め方は、E=IR(電圧=電流×抵抗)より、 ・(電源電圧-LEDの順電圧)÷LEDの順電流 順電圧:3.3V(typ), 最大順電流:30mA 6Vでは、 (6-3.3)/0.03=90Ω以上なので…→ 100Ωにしようかと。 ちなみに、実際の使用は、(4.8-3.3)/100=15mA (※6Vは27mA) でもLEDを長寿命にするには10mA以下が望ましいらしいけど。用途は非常用電灯なので俺の場合、明るさ優先とします。 材料は、LED2個、抵抗100オーム、ユニバーサル基盤(2.54mmピッチ)、豆電球1つ。 LEDは前に秋月で購入した30,000mcdもの超高輝度LED(OSPW5111A-Z3)を使い、チップ抵抗、基盤は会社にあったものです。もちろん全ての部品は秋月で購入可能です(秋葉原でもいいけど)。 豆電球はガラスを割って線を短くしヤスリがけする。基盤は3×3のスルーホールが使えるように切り出し、角を削り丸くしておく。 ちなみに抵抗のワッテージは、電力=電圧×電流なので、 (6-3.3)×0.027=72.9mW よって、1/8W(125mW)以上とします。 ほぼ完成のLED電球。 とりあえず試作なので、こんな感じだけど、LEDの下の出っ張りを削らないと反射鏡の穴に入らないので加工する必要がある。また、GNDとショートしないようにシリコンかホットメルトかなんかで固める必要もある。 あと、反射鏡の効率を良くする為、配線はなるべく短くする必要があります。 とりあえず成功で、結構明るく光りました。 今後、顕微鏡の電球(12V)も切れたので買わずにこれを応用しようかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 23, 2009 02:06:41 AM
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