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テーマ:Toolな毎日(65)
カテゴリ:工具、ツール
やっと自分の仕事で使えるピンセットが見つかったので紹介します。
「ピンセット」という呼び名は和製英語で、正式には「Tweezers(ツイーザーズ)」です。もちろんパンツや眼鏡のGlassesと同様、くっついていても2つに分かれているので末尾に複数の「s」が付く。 <HOZAN P-851> 定価 4,620円という高価な工具にもかかわらず、パッケージは意外としょぼい。 <Lindstrom TL-2-SA, Hozan P-851(表/裏)> 一番のお気に入りのリンドストロームとの比較。 ホーザンのは、日本のメーカーなのに裏に「MADE IN SWITZERLAND」の文字。ピンセットも時計と同様にスイスブランドという事か? そこそこのピンセットに使用されている磁化されずらいステンレス系素材で、売りは何と言っても先端の細さ。先端幅が0.2mmとなっているが、TL-2-SAと比較しても幅・厚さ共にそれの半分くらいで恐らく0.1mm位と思われ、日本で購入できるピンセットの中でも恐らく一番の細さかも。 重さは12gと形からしてそれなりだが、閉じるテンションはTL-2-SAよりやや硬い。 持った感触は、TL-2-SAほどの滑らかさは無いが、そこそこR(角の丸み)がとれていると思う。 ただし先端は角があり、そのままの使用だと顕微鏡のステージを傷つけてしまうので、やすりでバリ取りをする必要がある。その点でもTL-2-SAは優れている。 また、仕事で0.3mm以下のリング状のパーツを2つ重ねて持つ事があり、P-851の先端はほぼストレートなので、先端を少し内側に曲げる必要がある。これにより、物をホールドする力も増すので、この作業はそういう意味でも必要(折れないか心配だけど)。 とりあえず、仕事で使えるピンセットが日本で購入出来るので良かった。 ちなみに、KFIの「K-3 GG」も加工すれば使えるけど(ただし薄くする作業も必要)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 23, 2010 02:28:38 PM
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