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※今日ははやぶさチームにメッセージを伝えるため、寄せ書きを秋葉原で
回収して相模原に届けに行ってきました。 「届ける前に広げて写真撮っておこう」 「コミコミ会場から増えてるね」 「これは…英語だな、海外の人のメッセージもあるぞ」 「よし、筒に入れて相模原に行こう。どのくらいで着くの?」 「高速使えばアキバから1時間」 「なんだ、臼田さんより近いじゃない」 「渋滞してなければね…」 ※拡大写真はこちら 【左上】【左下】 【右上】【右下】 「着いた」 「独立行政法人……なんか最近TVでよく聞いたフレーズだな…」 「……ああ…」 「しっかし、宇宙科学研究所だぜ、すげーカッコいい名前だよな」 「はぁ?」 「宇宙・科学・研究所だぜ。カッコいい単語3コンボだ」 「世間があんたみたいに興味ある人ばっかだったら…」 「なんだここは!? ディズニーランドか!?」 「あんたにとっちゃテーマパークだろうさ」 「これはM-Vの2号機かぁ…」 「はやぶさは5号機に乗ってったんだっけ」 「ほら、ここに年表がある」 「2号機は中止されたので展示かぁ。あれ?4号機は?」 「……失敗」 「あう…そうか」 「もう見学者用のIDがないみたい」 「人多いな…」 「すごい見学者、やっぱり今日が帰還する日だから?」 「今だっ」 「何してんの?」 「空いてるタイミングではやぶさ模型撮った」 「意外と小さい? …いや、大きいのか」 「奥にある別の人工衛星と比べると」 「やっぱ小さいな」 「あのーーすいません、広報の○○さんをお願いしたいのですが」 「アポとってあるDejaVuです」 と、警備の方に呼び出してもらって、いざ手渡し 広報担当「はじめまして、はやぶさプロジェクトの広報○○です」 「はじめまして、DejaVuの成瀬です」 「MALINOです。お忙しいところお時間作っていただきありがとうございました」 「お渡ししたい寄せ書きはこちらです」 広報担当「わぁ凄い…これは川口プロジェクトマネージャーにお渡ししますね」 「サークルでメッセージを募りまして、大阪と秋葉原で書いてもらったものです」 「あ、そうだ、あと…」 「あまりにはやぶさが好き過ぎて、このような絵本を作ってしまったので」 「事前にプロジェクトチームが何人で運営しているか聞いていたのですが」 「足りますかね…」 広報担当「こんなに…いいんですか?」 「そのために作ったんです」 「あと、絵本にすることで、より多くの人がはやぶさを知ってもらえたらなと…」 「広報で作ってる”はやぶさ君の冒険日誌”とは、ちょっと角度を変えたアプローチなんですけどねw」 「はやぶさも女の子になってますし」 広報担当「ありがとうございます。チームのみんなに配りますね。あと、これはお返しなるか分かりませんが、はやぶさの関係者用パンフレットと、ステッカーです」 「えっ、いただいちゃっていいんですか?」 「ありがとうございました」 こんな、同人誌即売会でよくあるような光景でした。 「……よし、届けたぞ」 「おつかいできたよ」 「ん、これは…」 「日めくり風になってる…」 「0日………今日なんだね」 「あんたそういうイタズラすんなよ」 「ちげーよ、こうなって展示してあんだよ」 「マジか…」 「ペーパークラフトだな」 「常飲料w」 「これは…」 「あかつきに搭載された重りだ」 「ああ、これかぁ」 「すっげー小さく名前が書いてある」 「初音ミクがいっぱいだ」 「このプレートを重ねると、姿勢調整の重りになるわけだね」 「まったく、こんなこと考えて実行しちゃう連中って凄いよねー」 「おま………寄せ書き企画しといて何言ってやがる」 「さて、じゃあこのままパブリックビューしていこうか」 「ずいぶん人が集まってるよね」 「警備員さんの話だと、予想以上っつーか」 「こんなことはじめて、だとか」 「朝から来てるって人もいるしね」 「ちょ………」 「なにが起こった?」 「ちょっと壁づたいに人が居て、それが列っぽくなったら」 「自然現象か………さすが日本人」 「開場ってなって殺到して転倒とか怪我するくらいなら数時間前から並ぼうという習性がありますから」 「あっという間に長蛇の列が…」 警備の人「すいませ~ん、このままお待ちいただくのもなんですから、どうぞお入りください」 「すばやい対応キタコレw」 「まだ、2時間以上前だよ」 「運用室(管制室)はもういろいろやってるね」 「しっかし…暑いな」 「暑い…」 「空調は………ああ、コスト削減でつかないってわけか」 JAXA「すいませんね皆さん……窓開けましょうか」 「あ、暑い……ちょっと水買ってきて」 「くそう、仕分けやがって…」 「なんだ…このコード……………まさか……」 「おかえり」 「廊下の方が涼しい」 「そりゃこんだけ人が居れば…」 「あと、第二会場までこうやって延長ケーブルが」 「これ、家庭用のを継ぎ足しで使ってるの?」 「放送機材用のなんて買う金ないってことさ」 「広報費削減しすぎだろ…」 IES兄さん「えー、ツイッターが調子悪いんで手書きで」 「アナログかよw」 「さっき運用室が拍手してたのは……」 IES兄さん「カプセルの分離に成功しました」 会場は拍手 「おおーー」 IES兄さん「これから3時間ほどで大気圏に再突入しますが…」 「そうだよね…これでおつかい終了だもんね」 「よくやったよね…」 IES兄さん「もうやることはやったので、残りの時間でやりたくてもできなかった実験を行おうと思います」 「へ?」 「なんだろ」 IES兄さん「カプセル分離するのが最優先だったため、いろいろやれなかったことがあるんですが、もうOKですから」 なんでも川口プロジェクトマネージャーによると、最後にはやぶさにご褒美として 地球を見せてあげたい。だそうです。 しかし、カプセル分離のため、カメラは地球を向いてないために3時間以内に 向きを180度変えて、撮影し、データを送信するという… さらにカメラはイトカワに着いたときに使ったっきり1度も電源を入れたことがないそうで… 「みんなアナログなツイートにアナログなフォローを…」 JAXA「これからしばらく大きな動きはないと思うので、簡単な質疑応答タイムとします。なにか質問ありますか?」 とあるAさん「カプセルの中にサンプルが入ってるかもしれませんが、高熱にさらされて物質が変化したりしないんですか?」 JAXA「………えっと、さすが皆さん良く鍛えれてますね……質問が新聞記者さんより難しいですよ…」 なるべく温度差を加えないように設計してるけど、どうなるか分からないそうで とあるBさん「ウーメラ砂漠のどの辺が予定地ですか?」 JAXA「えっとですね……って、どうしたんですか?その地図」 現地で買ってきたようなポスターサイズの地図を出して質問 JAXA「えっと…その、もう少し北…、そこ、そこです」 「はぁい。はやぶさのプロジェクトチームは運用が終わったらどうなるんですか? 解体されて、はやぶさ2に引き継ぐんですか?」 JAXA「まったく自重しませんね、あなた方w」 パブリックビューに集まった人たちは、とても鍛えられていたので 新聞記者よりツッコんだ質問をJAXAに浴びせるのでした…… 「これは……冒険日誌のスケッチだ」 「すごい………うちらよりきれいにスケッチしてる」 「お前のラフは○が書いてあるだけやん」 「ん……チラシの裏使ってるぞ、これ……」 「どんだけ経費削減………」 JAXA「実は完成原稿もチラシの裏に書いてるんですが、スキャンすると裏写りしちゃんですよねw」 「原稿はチラシの裏やめましょうよww」 (後半へ続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.18 00:41:36
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