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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:イタリアから見る「和」の話
海外で納豆に飢えている皆様へ朗報でございます。
ワタクシDeliziaもつい先日までは飢えておりました。 フィレンツェにも売っていることは売っておりますの。 しかしですね、一体いくらすると思われます?? お○め納豆3パックセット冷凍品がななななんと 5.4EUROもしますのよぉ~っ!! ぜぃはぁ。 700円超えますわよね? ありえません。 殴り込みに行きたいところでございます。 ずっと手作り出来るものなら作りたいと思っていたところに Ikukitoさんの記事で出てきた「目目さんのお宅の自家製納豆」を読みまして すかさずレシピをリクエストしましたところ、 目目さんご夫妻はこんなにご丁寧に写真付きでレシピを紹介してくれたのです。 (↑残念ながらこちらの記事は削除されてしまいました。ご了承ください。) ただ、Delizia宅には圧力鍋は2つあるものの、どちらも壊れかけていて要買い替え。 キッチンが臭ってしまうのはちょっと...(夫が納豆ダメ) という問題が生じまして、自家製納豆完成までに少々時間を要しました。 キッチン用品売り場を見に行くと...圧力鍋が高い。 ただ大豆が蒸せればいいの。 それなのに60EURO以上するって...。 こんな時ビンビンにアンテナを高くしておくことによって問題は解決するものです。 ローマに行った時、怪しい中国人街にある食料品屋にひょいっと入ると なんと中国製圧力鍋を発見。 しかもイタリア製のフタがペラペラなのより安全そう。 ここで見事30EURO以下で圧力鍋ゲット。 納豆用なら充分でしょ。 次なる問題、納豆臭。 これは炊飯器を使わず、発砲スチロールの箱を使うことによってクリア。 フタ付きで臭いません。夫に顔を歪められなくて済むし省エネできます。 保温はペットボトルとか栓付きの瓶とか湯たんぽで。 熱湯を入れてもいずれ冷めるので、途中で1度お湯を交換します。 レシピは目目さんのを参考にして 少々アレンジを加えてみました。 必要なもの 圧力鍋、ザル、蒸し皿、トレイ 発砲スチロールの箱(我が家はプラスチック製の大きめの湯たんぽとザルが同時に入るよう大きめのモノを使用。縦×横×高さ 40×30×20cm)、湯たんぽ <材料> 大豆 1カップ(スーパーで1箱500g入り1EUROちょい) 水 3カップ 市販の納豆 小さじ1(将来のための屈辱の投資。5.4EURO) お湯 2分の1カップ <作り方> 1.大豆を12時間以上3倍の水に浸しておく。 水の表面に泡が浮いてきたら浸水完了。 2.圧力鍋に蒸し皿を入れ、浸していた汁ごと大豆を入れる。 火にかけて25~30分蒸す。火を止め、そのまま30分ほど放置。 (ご家庭の圧力鍋によって蒸し時間は調整してください。) 3.この間に保温箱の用意。湯たんぽにお湯を入れる。 発砲スチロールの底にタオルを敷き、湯たんぽもタオルで巻く。 その上にザルなどを置けるように安定用トレイを置く。 4.お湯2分の1カップに市販の納豆を入れ、粘りが出るまでよぉくかき混ぜて お湯に納豆菌を溶かしておく。 (↑沸騰したお湯に水を加えて少しさましておいたもの 60度程度) 5. 圧力鍋を開け蒸し皿を取り出しざるにそのままスッポリ入れる。 ↑こんな感じ。 6. 蒸しあがった大豆に4.の納豆菌エキスをかける。 上にラップをかけ、楊枝で穴を開ける。 ここで大豆が冷めないうちに保温箱に入れるのがポイントです。 7. 保温箱に入れて一晩置いて糸が引いてきたら出来上がり。 こんな感じに出来ました~! しっかり糸引きますぅ~! 美味しいですぅ~!! 好みの熟成具合に仕上げられるのもまたイイですね。 早めに発酵を切り上げれば、匂わないのも出来そうです。 まずは白いご飯と共にいただきました。 あぁ、至福の時。 その他に試したのは ・納豆チャーハン ネギたっぷり刻んでね。 ・冷やし月見納豆ぶっ掛け蕎麦 うどんとそうめんでもいけそうですわ。 これから試したいものは ・オクラ納豆 オクラはアジア食材店で売っています。 ・納豆巻き or 手巻き寿司 ・納豆もち ・納豆パスタ 大根おろしも添えて いろいろ想像するとうっとり。 そして食後、納豆でヌルついた皿を洗うのも今や喜び。 納豆ラブ☆な海外在住の皆様にはオススメです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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