|
カテゴリ:カテゴリ未分類
先月の軽新車販売の結果に注目だ、王者N-Boxがついに抜かれたのだから、抜いた方も新型車。 両者ともある意味、新型車対決である、またトールボーイスタイルも同じ、でなぜ失速したか。 その理由の1つが新鮮味が薄いこと、キーコンセプトで大きくデザインを変えなかったのが効いたと 新車と旧車の違いが良く分からないのだから買い替えの意味も薄い。 そして値段が上がったこと、並行販売している旧車より5万円ほどたかいのだから、旧車でよいとなろう。 同社のモデルは全体に値上げに踏み切っている、軽でもすでに200万越だから気安く買えないのだ。 対抗馬の抜き去ったモデルは新車で魅力も上がり、かつ割安感がある、こだわりが少なければこれでいいと。 モデルチェンジで中味が濃くなり、それでいて値上げも少ないと、これこそスズキの戦略効果だ。 そして王者側に事情があった、それは利幅の良い小型車にSUVなどを次々と投入、輸入車を加えてC/Pの高いモデルを揃えたのだ。 軽のN-Boxより車内はゆったりしつつ価格も安いのだから、軽を買う意味が薄れてしまったのだ。 それにもともと同社の販売店は多数モデルを多売する能力が薄い、1モデルに集中すると他モデルが手薄になってしまう傾向があるのだ。 特にインド輸入モデルが衝撃的な安さで魅力的なSUV、さらにシンプルなモデル構成で分かりやすいのが人気になった。 出来映えは国内生産モデルに比べれば細かなところは目立つが価格が250万以下なのだから容認された。 同社でもこれは衝撃的だっただろうと思う、こんな事したらN-Boxが売れなくなる、と誰もわかっていた。 悪いことに旧車の在庫が溜まっていたこともあり、一気に新車攻勢できなかった点も足を引っ張る。 ファンとすればもう軽のトールボーイ型は飽きていたところ、だから対抗馬のSUV風モデルハスラーの人気が高まっているのである。 ホンダにはこの対抗馬がない、BEVへエネルギーを取られSUV開発に人が避けなかったのだ。 ある意味ハスラーはオンリーワンであり、絶対的に指名買いもあるし、旧車も人気だ。 デザイン的には初期モデルの旧車にポリシーが見られるから、こちらを購入しても損しない。 軽BEVがヒットしていると言っても販売量はエンジン車、それもマイルドHVに負けており、軽のわきまえどころを分かっている彼らだ。 すでに軽BEVの力は峠を越えたと見られていて量的に微減の状況が続いている。 もっともホンダにすれば利益率が高い小型車などが売れるから事業的には成功を収めている。 経常利益を押し上げており、株屋さんも注目する、だからいまさら軽に集中してもとし、このまま小型車部門を復活させたらよいと受け取っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.07 15:00:11
コメント(0) | コメントを書く |