閉店ミュージックに話題が、新曲に変える店舗が拡大するかも
お店がその日の営業を終えるときに流す音楽は蛍の光が一般的だと思う、多くの日本人なら理解できるから。しかし最近はインバウンド客も観光地などで増えたから様子も変わる、閉店時間を知らせるこの曲を流しても外国客には伝わらないと。そのためお客様に閉店ですと言い難く困っている店が多くなったのだそうである。この閉店を知らせる曲に新しい要望が出ていると、取り組んだのが事業者向けBGMの大手であるUSENが新曲作りに乗り出したそうだ。題して新しい閉店音楽作り、特に要望の大きかった店舗として100円(割安)ショップ大手のダイソーの依頼もあり、研究することにしたという。それで共同開発を持ち込んだ先が早稲田大学という、この大学は音響工学分野では日本一の実績と研究成果を誇る。今回この話に対応したのがマーケティングコミュニケーション研究所、大学内研究機関で音楽関係もテリトリーに入れている。話はUSENとダイソーから研究所に共同研究依頼が舞い込んだことになる。それでUSENが制作の指導権を持ち、テーマに沿う楽曲作りを大学研究所がウkr持つスタイルで進められた。閉店イメージの沿う特徴を持った曲作り、ちなみに「郷愁感」というのがキーワードだそうである。どの程度の期間で制作したか分からないが、いくつかの曲を提案したことは想像に難くない、何かとデータを付け提案したのではないだろうか。それで誕生したのが「Good Day~閉店の音楽~」というもの、実はこの曲が生まれて最初の実行が先ごろ始められた。2024年6月11日から、国内全直営店含めた「DAISO」約2,900店舗で使われ始めたということになった。閉店時間頃にダイソー内のおられたお客はすでに聞かれていることになるが、どういったイメージで受け取っているだろうか。これぜひ一度聞いてみたいと個人的にも思っている。なお、この曲、USEN契約されている店舗などは、音楽配信サービスのBGM専用チャンネル経由で利用できるらしいから試されてみてはいかが。有線事業社と大学研究室のコラボで作られたこの閉店時用の新曲「Good Day~閉店の音楽~」、蛍の光を駆逐することができるか、大変興味を覚えるところである。