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今となっては福島の環境放射能害が間違った報道だったと思えます。日本人は放射能アレルギーである。自らの自己修復力に気付いていない。放射線ホルミシス効果
事故以来、東京電力側は放射線ホルミシス効果を宣伝するようになった。 低線量放射線研究センターが設立される前の1993年から、東北大学、東京大学、東邦大学、京都大学など14の研究機関の参加を得て、放射線ホルミシス効果を検証するプロジェクトを実施しました。 放射線ホルミシス効果検証プロジェクトの立上げ、その後、外部の大学医学部。薬学部などに赴き、当所のこれまでの研究結果を説明し、放射線ホルミシス効果を検証するプロジェクトへの参加を呼びかけた。 1993年には、東北大学、東京大学、東邦大学、京都大学など、14の研究機関の参加を得て、5つのカテゴリーに、合わせて17の研究課題が設定され、4年間のスケジュールで放射線ホルミシス効果を検証するプロジェクトが開始された。 (1)老化抑制効果 (2)がん抑制効果 (3)生体防御機構の活性化 (4)遺伝子損傷修復機構の活性化 (5)原爆被災者の疾学調査 SODの活性化によって余分な活性酸素が消去されるならば、それは「老化抑制」につながり、リンパ球(T細胞)の活性化が生じるならば、それは生体の免疫力を高めて「がん抑制」に至るという。 放射線の被ばく線量と影響の間には、しきい値がなく直線的な関係が成り立つという考え方を「しきい値無し直線仮説」と呼びます。 ところが最近の研究では、生命体には放射線に対してしきい値が存在するというものである。 放射線の人体への影響は、「確定的影響」と「確率的影響」の2つに分けけることができます。 このうち、確定的影響には主に高線量被ばく時に見られる障害で、脱毛を含む皮膚の障害や、骨髄障害あるいは白内障などが含まれ、それ以下では障害が起こらない線量、すなわちしきい値のあることが知られています。 一方、発がんを中心とする確率的影響ついては、1個の細胞に生じたDNAの傷が原因となってがんが起こりうるという非常に単純化された考えに基づいて、影響の発生確率は被ばく線量に比例するとされています。しかし、実際には、広島・長崎の原爆被爆者を対象とした膨大なデータをもってしても、100ミリシーベルト程度よりも低い線量では発がんリスクの有意な上昇は認められていません。これよりも低い線量域では、発がんリスクを疫学的に示すことができないということです。 がんを完治させる可能性があるのは手術のほかは放射線療法だけであり、しかも放射線療法は患者の負担が少ないやさしい治療法でもある。 放射線療法は放射線が生物の細胞を殺す作用を利用しているが、この作用は細胞分裂の盛んな細胞に対して効果が大きく、分裂の盛んながん細胞により大きな影響を与える。アメリカでは3人に2人が利用している程である。 例えば肺がんでは1回10Gy以上の大線量を4回から5回照射して1週間で終了するものである。現代では、外照射と同じく吸収線量Gy(グレイ)が用いられる。放射線感受性が非常に高い骨髄は、低い照射量においても白血球の減少などを起こすが、照射がかなりの広範囲に及ばない限り、実際の問題になることはまれである。 放射線治療は、エックス線、電子線、ガンマ線といった放射線を利用して、がん細胞内の遺伝子(DNA)にダメージを加えることで、がん細胞を破壊するもので、同時に正常細胞にもダメージを与えてしまうが、正常細胞は自分自身で回復することができる点が、がん細胞と異なる。 薬の分量と同じように、放射線も毎日の分量が適切であれば、人体に有効な作用をもたらすと言われている。 現在、私たちが日々受けている自然放射線の1千倍、あるいは1千倍以上の放射線を毎日受けたとしても、それが限界値といえるしきい値にはならない。6~8シーベルトを超えない限り安全である。 大気中にあって誰もが触れている放射線量は、日本では年間約2ミリシーベルト、世界ではだいたい3ミリシーベルトです。 現在私たちが得ている2、3千倍くらい、6~8シーベルトがしきい値となります。 それくらいになったところでやっと放射線の害となる作用がでてきます。その手前までが私たちの生活環境、健康に生きていくための自然環境となります。 自然放射線の量がもともと高レベルの土地で生活している人たちの健康データが国際的な専門誌に掲載されています。 たとえば『ニュークリア・ロウ』(2007年)では、自然の放射線レベルが高いところで生活している人たちは、何世代にもわたって非常に健康であるとしています。 たとえばイランのラームサルでは、放射線の照射量が世界レベルの2~100倍も強いのですが、ここではほとんどガンに罹る方がいません。 もう1つ、自然放射線が高レベルであるドイツのサクソニー地方ではラドンが400ハイパーキューリー・パー・リッターくらいの濃度が出ています。ここでは、喫煙の習慣が始まる以前は、肺ガンになる方はまったくいなかったといいます。 私たちの細胞の原子の周りには電子が回っています。ここに放射線というエネルギー量の高い電磁波が通過すると、放射線の電離作用により電子が軌道を外れて自由電子となって走り回ります。元素や原子に入り込んではマイナスイオンを作り、イオン化により化学反応を活性化させるのです。 身体に栄養素としてたくさんの材料があったとしても、反応が起こらなければ、身体を活性化させるものを作り出すことはできません。放射線が通過すると、電子がイオン化して化学反応が活発になり、身体にある栄養素を材料にして質の良いタンパク質、酵素を作り出すことができるのです。 放射線は細胞の核にある遺伝子に対しても刺激として影響を与えることになります。たとえば、酵素を作って若さを維持する遺伝子が活性化します。 細胞膜の透過性を良くして老化を抑えます。ガンのように変容した細胞をアポトーシス(自らの死)に導くガン抑制遺伝子p53も増加します。 放射線の影響を調べる初期の実験で、(放射線は少しでも危険であるとする実験に使用されたのはオスのショウジョウバエの精子の細胞で、生命の中で唯一、DNA修復が行われない) 検体に放射線を当てると、放射線量に比例して染色体異常が認められた。 これにより「放射線は少しでも危険である」とする説が定説となり、約70年前、マラーの法則としてノーベル賞が与えられました。現在もこの間違った考え方が通念としてある。 ところが近年の研究では、DNAは損傷を受けても自らの修復機能を働かせることが認められるようになってきました。 米国原子力安全委員会のマイロン・ホリコープ博士も「DNAは1日に100万件の活性酸素による損傷を受け、それを修復しながら生きている。それが、生命活動である」と結論づけ、DNAの修復活動に関する論文を発表しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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