中国への幻影と、現実
中国は、近年、経済的な解放政策によって、
アメリカをはじめ、西側各国とも経済交流が活発化し、
アメリカだけでも、年間4000億ドルもの貿易額となっています。
特に、日本や韓国など、中国周辺国も同様に
貿易を中心とした経済交流を通して、
中国という大国への信頼感が増していました。
そんな中での、尖閣諸島問題や、
日本人の拘束、そして、希土類をはじめとした
対日輸出規制行動は、
この国が今もなお、共産党独裁国家であり、
言論の自由が制限される歪んだ国家であることを
再認識させられました。
特に、初の中国へのノーベル平和賞は、
皮肉的なものですが、同時に
中国共産党という現実を、世界に知らしめました。
今後、この独裁国家と、どう付き合うか?
改めて、検討すべき課題でしょうね。