バックロードホーン型エンクロージャキットバックロードホーン型エンクロージャキット「BK16」の製作フォステクスのバックロードホーン型エンクロージャキットを製作しました。 以下製作の過程です。 ○エンクロージャの組み立て 1.バッフル板の準備 BK16に使われる板材は15mmのラワン合板ですが、目に見える部分は桜材仕上げになっていて割りと高級感があります。 このエンクロージャの適合ユニットは口径16cmのFE168シグマ、FF165K、FE167E、FE166Eなどですが、私は既に12cmのFE126Eを持っていましたので、これを使うことにしました。 キットに付属しているバッフル板は16cm用の穴(直径15cm)が開いていますのでFE126Eは取り付けられません。 その為バッフル板を別に用意することにしました。バッフル板の寸法は210mm(厳密には209mm)×265mmです。 ホームセンターに板厚15mm幅210mm×長さ600mmの材料がありましたので、これを切断して使うことにしました。 210mm×265mmに切断したあと、FE126E用に約φ100mmの穴をあけます。穴開けは手作業なので、スピーカがちゃんと入るかどうか確認しながら行いました。 その後、キットに付属していた取り扱い説明書を参照しながら組み立てを始めます。 2.バッフル板の仮固定(後で外します) 3.側板(内側)に中板を接着するポジションを決めるために罫書きます。(鉛筆) 4.天板、裏板、地板、中板の順に接着します。接続コードはこの状態で通しておきます。 (接続コードは、キットに付属していませんので、別途用意しておきます) このエンクロージャはホゾ、ミゾをはめ込みながら接着する方法なので、組み立てが容易です。 5.中板がずれていないか確認します。そして、もう一方の側板を接着します。 その後、皿木ネジで締め付けていきます。 6.次に底板、補強板を接着します。 7.端子板の取り付け、半田付け、最後にバッフル板を取り付けて完成 ○塗装 木材の塗装にもいろいろな方法があるようですが、私は水性ニス(透明)で仕上げました。 (途中サンドペーパーを掛け3回塗り。) ○試聴 第一印象は... 中高音がきつ~い 低音も一応出ているけど不足気味~ ^^; ところが、次の日にもう一度、聴いてみると....これが昨日とだいぶ印象が違います。 ピアノの音が凄くいい~ 低域も、風圧を感じさせるような鳴り方!これに比べると今までの低音はボンボンと聴こえるだけ... 3日目は、更にいいですね~ 楽器が空間にぽっかりと浮かんでいるようです。(スピーカが1.5~2m位高い位置にあるような錯覚さえします) バックロードホーンはエージングが不可欠と言われてますが、その通りだと思いました。ひょっとして耳が慣れてきただけなのかも知れませんが(笑) このスピーカのF特を測ってみました。 エージング3ヶ月 エージング1年9ヶ月 HOMEへ戻る ジャンル別一覧
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