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カテゴリ:電子工作、オーディオ自作
エレキットTU-879Sと自作PCL86アンプ(どちらもも真空管アンプ)のどちらが、バックロード型エンクロージャをドライブするアンプとして、適しているか? 聴き比べてみました。
比べてみると、同じ真空管アンプなのに、驚くほど違いがあります。 TU-879Sですが、自作PCL86と比べると高域が繊細でクリアーです。 でも、高域が強めのキャラクタのFE126Eだと、ちょっと、やかましい気がします。 そして、低音ですが、少し不足気味です。音量を上げれば、きっちり出てくるんですが、バランスとしては、もう少しほしい... 次にPCL86アンプのほうは、TU-879Sと反対のキャラクタですね!高音は落ち着いた雰囲気です。高域が強めのキャラクタのFE126Eには、好バランス! そして、低音もたっぷり(ゆったり)と聴こえます。 PCL86アンプに使われている出力トランスは、かなり小さいんですが、出てくる音は信じられないような豊かな低音です。 この理由ですが、PCL86アンプにはK・NFB回路を用いています。このためアウトプットトランスの2次側を反転することで位相を合わせ、0Ω端子をスピーカーの+へ、8Ω端子をスピーカーの-に接続しています。この回路が低音に寄与しているものと考えられます。 結論、FE126Eのバックロード・ホーン・スピーカーとの相性が良かったのは、PCL86アンプでした。^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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