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カテゴリ:電子工作、オーディオ自作
TU-879S改造後の特性を測定してみました。
先ず、劣化してパワーが出なくなった真空管(6G6LGC)の代替ですが、秋葉の若松通商で、同じく6L6GCのペアチューブが¥3,000で売られており、これを購入しました。メーカは不明ですが、中国製のようです。 この球は、前のモデル(TU-879R)に付属していたものとよく似ています。ひょっとして前モデルに搭載された真空管と同じなのかもしれません。 写真の10kHzの方形波をは、ここで購入した中国製の6G6LGCによるものです。安価だったので、特性や音質に不安がありましたが、測定してみると、右左とも特性はピッタリと揃っていますし、音もなかなかクリアーに聴くことができました。 そして、球の外観も膨らみがあって、なかなかイケてると思います。なによりも真空管の頂上部分にあるヒータが明るく点灯しているので、真空管らしさを醸し出し、雰囲気は抜群です! さて、測定ですが周波数特性、歪特性、入出力特性を測定しています。 真空管は(1)オリジナルの6G6LGC(エレクトロハーモニクス)(2)KT66(3)若松通商で購入した中国製6G6LGCです。入出力特性は中国製6G6LGCのデータです。 測定結果は、どの球を使っても、周波数特性、歪特性とも、オリジナルのTU-979よりも改善されています。 その中で、一番良好だったのはオリジナルの6G6LGC(エレクトロハーモニクス)でした。音質については私好みですが中国製6G6LGCでしょうか? 歪特性ですが、1kHzだけでは、寂しいですね! 自作の発振器を改良し、100Hzや10kHzも測定できるようにしたいと思いました。 今回は、真空管出力管を差し替えることにより、特性だけでなく音質の違いを確かめることができました。思っていたよりも、それぞれ真空管に音の個性があります。 こうなると、次は、是非KT88を聴いてみたいと思いました。(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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