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カテゴリ:実験(測定器のこと)
本来、SGに接続するULタップは巻線比で40~50%なのですが、先日の改造では、この巻線比には、ほど遠いものでした。(インピーダンス5Kのタップを使用) UL接続の利点ですが、歪やf特が三結並になり、三結よりも大きな出力が期待できます。 そこで、少しでも本来のULタップに近づけようと、3Kオームの端子に変更してみました。これでも、真空管の達人さんがコメントされていますように、インピーダンス比は巻線比の二乗になるため、本来の巻き線比には足りないのですが、少しでも出力アップされることを期待しての変更です。 測定の結果、歪みやf特は、殆んど変わらず、最大出力がアップしていることが確認できました。約1.6W(10%歪) それからSGに接続されている抵抗ですが2Kオームから100オームに変更しました。この点、私はSG端子がハイインピーダンスだと思って、適当な値(2Kオーム)にしていました。(ついでに前回の回路図にPG帰還用の1Mオームが入っていなかったのと、OPTのタップが2K→3Kでしたので訂正しました) 音ですが、それほど違いはありませんが、やはり三結のほうが、しっとりとした感じでUL接続にすると、若干派手になったかなぁ~という印象です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.12 18:24:42
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