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カテゴリ:被災地及び原発避難区域内の家畜
以前、こちらの記事でもご紹介しましたが、IFAW(国際動物福祉基金)が福島原発20km圏内の動物救済サミットを東京で開催します。 http://www.sunherald.com/2011/04/21/3046260/ifaw-convenes-nuclear-radiation.html
この救済動物の範囲には、原発20km圏内の警戒区域の被災動物も含みます。 サミットにより、現状を大きく前進させるためには、サミットが開催されるまで被災地の動物を生きながらえさせておくこと、及び、政府が及び腰にならぬよう世論を高めておくことが重要です。
IFAW convenes nuclear radiation experts for landmark animal rescue summit in Japan IFAWが動物救済の足がかりとなるサミットを東京で開催するため、放射線専門家を招集
このチームは、5月2日から3日にかけて、東京の国際文化会館で会合を開く予定。
また、野生動物やペット、農場の動物がどれだけ被曝しても生き残れるのかについては、殆ど知られていない。
専門家達は、放射線被曝、動物生理学、動物行動学、動物救助及び避難技術、動物の放射能除染、アニマルシェルター及び農業、野生動物の生息環境及びリハビリテーション、及び人間の安全管理などをそれぞれカバーする予定。 この委員会は、日本の環境省、アメリカ農務省(USDA)、APHIS アニマルケア・アンド・ワイルドライフ・サービス、アメリカ陸軍獣医部隊、獣医及び毒物学の専門家、アカデミー会員、及びIFAWからの代表者を含む。
IFAWの災害マネージャーであるDr. Dick Greenは言う。 "我々は、日本の見捨てられた動物たち、十分な食料と水を一ヶ月以上も与えられず、且つ、現在も被爆し続けている動物たちを見て見ぬ振りはできない"
放射線が原発の外で検出された後、政府は原発から20km以内の住民に避難指令を出し、30km以内の住人に強く避難を推奨してきた。 震災後のアメリカによる調査によれば、避難者の30%の人が彼等のペットを連れ出すために、避難区域に再入域するであろう、とされている。
この提言には、原発から20km~30kmの範囲に給餌場を設置すること、放射能除染のトレーニングを獣医チームに行うこと、対策拠点に運送のための施設を敷くこと、さらにアニマルシェルター側に避難してきた動物の受け入れ準備を進めること、が含まれている。
Abby Berman Michael Booth [注:メールアドレスは、@を■に変更してあります] ------------------------------------ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.28 01:53:44
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