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カテゴリ:井上オークス
第7レース確定後、フサイチ軍団の総帥・関口房朗氏がスタンド中央に登場。タニノギムレットを父に持つイブキコンテッサの2005に、どんな名前がつけられるのだろう……と息を呑んで見守る観客を待っていたのは、信じられない光景でした。 なんと、イブキコンテッサの2005が、4コーナーからゴールに向かって駆けてくるではありませんか! しかも、フサイチの勝負服を身にまとった鞍上は、同馬を管理する東眞市(ひがし・しんいち)調教師! まさかこんな演出が待っているとは――。 騒然とする場内に向けて発表された馬名は、フサイチサガントス。 地元・鳥栖が擁するサッカーチーム「サガン鳥栖」の村主博正選手と宮原裕司選手も登場し、超豪華なサプライズタイムとなりました。 フサイチサガントスという馬名を考えたのは、鳥栖市役所・総務課のみなさん。 「いま、サガン鳥栖はJ2だけど、J1昇格を目指して頑張って。フサイチサガントスはGIを目指して頑張って」という想いを込めて応募したのだそうです。 フサイチサガントスは、同じ鳥栖市にある競馬場とサッカーチームを繋ぐ架け橋になるのではないでしょうか。ダブルで夢が膨らみますね。 東調教師にフサイチサガントスについてうかがったところ、 「早ければ7月下旬にデビューすることになりそうです。闘争心の優れた、いい馬ですよ。ムキになりすぎるところはありますが、1ヶ月もすれば馬もガラッと変わってくるでしょう。いま、ちょうど伸び盛りなんです」 とのことです。大役を無事に終えた東調教師の、ホッとした表情が印象的でした。 デビュー前の2歳馬をお披露目するという斬新なアイディアを敢行し、無事に成し遂げ、私達の度肝を抜いた関係者の方々。競馬とサッカーと鳥栖を愛するみなさんのパワーに乾杯! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月04日 02時50分23秒
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