みお&ゆきのツキアップ日記

みお&ゆきのツキアップ日記

朝食ぬきましておめでとうございます

【朝食ぬきましておめでとうございます】

 忘年会にお正月、新年会と暴飲暴食の誘惑が多いこのシーズン
 皆さまはいかがお過ごしでしょうか。


 普段、朝食抜きの2食を実践している方なら
 たまにはハメをはずして“あばれん暴、食くん”になるのも
 まあご愛嬌というものです。(笑)


 みお&ゆきもうちではいつも朝食抜きの2食なので、
 たまに旅行でよそに宿泊したときなどは、朝食がちょっと楽しみ!


 でも3食の人がそんな食をしていてはもうショック!です。(笑) 


 このメルマガが正式にスタートした2004年1月の大作戦の
 記念すべき第一回目のテーマが「朝食抜くのは朝めし前」でした。


 まだ読まれていない方は今すぐここをクリック!
 http://plaza.rakuten.co.jp/detox/3001


 1日2食はデトックスの基本中の基本。


 前日の夕食から昼食までの“休めてい~な”の17時間で
 しっかりと胃腸を休めることが胃腸を正常に働かせ続けるコツ。


 3食だったら胃腸さん一生休むことなく働かされてもうクタクタ。


 機能が劣っているところへ次から次とどんどん食物を流し込まれ、
 消化しきれないからそれが宿便となって体内はドカベン状態。


 この様子を間近で見続けている肛門が“こりゃ拷問だあ~!”(笑)


 ここはいっちょ、胃腸の立場になってせめて
 朝くらいゆっくりと休ませてあげましょうではありませんか。

 
 そのせめてが逆に攻めて攻めてになっているのが現代人。


“胃腸さんいつも消化してくれてありがとう!の気持ちさえあれば
 胃腸さんだって“今日も調子がい~ちょ~!”って答えてくれます(笑)


 脱・朝食1日2食健康法でそんなゆとりの胃腸にいっちょしてみるか
 と思った方に、おすすめのサイトとメルマガがあります。


 ドーム・パラダイスのホームページでもご紹介していますが、
 メルマガはまぐまぐで読者15000人のプレミアマガジン。


先日、発表になった、まぐまぐメルマガ大賞2005では、
 みごと生活情報部門の第2位に輝いた超人気メルマガです。


 朝食もぐもぐしてないであなたも是非このまぐまぐしてみて~。(笑)


つぶやきジローこと松井二郎さんのつぶやきがとってもいいんです。


 「本日の1にち2しょ句」も腸までしっかり届きます。(笑)


 この松井さん、難病指定のクローン病をなおすため、
 八尾市甲田医院の院長 甲田光雄先生の指導を受けながら食事療法を続け、
 ご自身のその貴重な体験をメルマガで楽しく綴っていらっしゃいます。


 昨年は「安曇野マラソン」で10キロを完走したり、ご結婚されたり、
 その奇跡的な人生回復の軌跡は多くの読者の感動をよんでいます。


 今年は電車男を超えたこの2食男が大ブレイクすること間違いなし! 


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 疲れを取りたければ朝食を抜いてください。
 10年来の慢性疲労だった著者が、
 5日で疲れ知らずの体になった「1日2食健康法」。
 体内毒素がガンガン排せつされる、効果的な朝食抜き生活とは?
 具体的な実行法を完全公開!

 ◇松井二郎の「1日2食健康法」
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 ◇朝食を抜いて健康になる非常識なメールマガジン
  「1 日 2 食 の 健 康 革 命」
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  <<<小食になると睡眠時間が少なくて済む、その根拠は?>>>

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 お金をかけずに健康になりたいあなたへ。ルールを守って「朝食を抜くだけ
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疲れがとれる!肌がキレイになる!1ヵ月で体重3キロ減できた!など体験談
続々。これが1日2食健康法の威力です。「朝食をとることが健康の基本」と
思っているあなた。逆です。朝食があなたの健康を破壊しているのです。なぜ?
まずは1ヵ月無料購読をどうぞ。
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 そうそう甲田光雄先生といえば、うちのお客様の中にも
 甲田先生の指導を受けながら食事&運動療法などで難病の膠原病からの
 奇跡の脱出にチャレンジされているこすもすさんがいます。


 大学院生のときに突然発病し、現代医療では痛みすらとれず、
 薬による副作用に苦しめられるだけの毎日だったのが、
 少食健康法の甲田マジックで奇跡的な回復をされました。


 主治医の甲田先生も「あなたは、この難病を克服し、
 リュウマチ患者の方に希望を与える使命をもって、
 この世に生まれてきたのです。これをきっと克服して、
 ドキュメンタリーを書きなさい。」と
 毎月、電話で彼女の様子を尋ねながら励ましてくれていたそうです。


 2年前、高崎で開催された甲田先生の講演会では、
 こすもすさんも闘病の体験発表をされ、さまざまな難病と向き合う
 皆さんの希望の星になっています。


 現在は、まだ車いすで介助の必要な生活を送っていますが、
 持ち前の才能を活かして、趣味の詩やC.Gによる絵画の創作活動を続け、
 「小さな親切」はがきキャンペーンの郵政大臣賞ほか関西文学大賞など、
 数々の賞を受賞、地方新聞のオピニオンや、バリアフリー旅行の取材と
 多方面で活躍されています。

 2005年には大学で講義をされたり、甲田先生の著書「少食の力」にも
 体験記が掲載されました。

 少食の力


 ドーム・パラダイスの玄関やエンジェルホールにも彼女が描いた
 天使の絵が飾ってありますし、彼女のすてきな推薦文のおかげで、
 バリアフリーマガジンにおすすめの宿として掲載されたこともありました。


 最近では、松井二郎さんやこすもすさんのような一般の方だけでなく
 海外の医師からの甲田先生への照会も多く、
 アメリカの外科学会の会長を務めるトンプソン医師は、
 自らの前立腺ガンを自然療法で治したいということから
 甲田先生のアドバイスを求め、その治療メニューを実践し、
 ガンの数値が163マーカーから3マーカーにまで減少した事例もあり、
 今後、ますます世界からの注目が集まりそうです。 
 
 
 高崎で講演会が開催された2年前は、
 ちょうどSARSウィルスが問題になっていた後で、
 甲田先生からも、ウィルスは絶えず変化、進化していて
 ワクチンなど当てにならないからとにかく自分の免疫力を
 高めるのが一番ですよというアドバイスがありました。


 そのためにも、朝食をとらないことによって、
 午前中はしっかりとした胃液の酸性度が維持されることで
 病原菌に対する抵抗力が増すという甲田先生のお話は、今後、
 発生が心配される新型の鳥インフルエンザでもきっと役立つはずです。


 昨年11月に大阪で2000人の会場が満員になったジョイント講演会で
 甲田先生と講演をされたサンプラザ中野さんも1日2食健康法で
 24キロのダイエットに成功したことをお話しされていたそうですよ。


 「健康のためなら死ねる~(笑)」とギャグを飛ばしながら・・・。


 ♪死ねる~、死ねる~、オレ~たち~(笑) by爆食スランプ


 我ら1日2食派の仲間たちを松井さんは2(に)ショッカーと命名、
 ショッカーといえばご存知、往年のヒーロー、仮面ライダーですね。


 あのショッカーはとても悪いヤツらなのに、
 何故かいつも「イー!」「イー!」としか言いません。(笑)


 2ショッカーも(1日2食は)「イー!」「イー!」と言ってますが、
 こちらは皆さん「イー!」人たちばかりですのでご安心ください。(笑) 

 
 そして我らが2ショッカーのヒーローは、朝食ナシダー。(笑)


 ♪ 攻める~消化~ 地獄の朝食~

   われらをねらう黒い影 胃腸の平和を守るため

   GO!GO!レッツゴー かがやくマ~ツ~イ~

   ナシダー ジャンク ナシダー 効く~

   朝食ナシダー 朝食ナシダー ナシダー ナシダー (笑)


 この歌を歌ってちょっとでもその気になったら、
 思いたったら吉日、今日から始めてみませんか2ショッカー。


 なにしろ“一念のK(健康)は元旦にあり”ですからね。(笑)


 でもね、それだけにこだわるのもやっぱりナシダーにしたいもの。


 究極の食の極意ならぬ“ゴックンい~”は
 “食べてよし、食べなくてもよし”の柔軟な心意気なんですから。


 でもでもね。楽しく極められる人はとことんいっちゃってもいいですよ。


 ♪お正月を移そう、不食カラーに移そう!(笑)


 地球の波動がどんどん上昇している今、
 1日2食→1日1食→不食という流れも自然な流れなのかもしれません。

 
 この不食についてもいつかテーマで取り上げてみたいと思います。

 
 
  ☆今月のテーマ『新年ぬきましておめでとうございます』のツボ☆ 


    ・“休めてい~な”の17時間

    ・朝食が胃腸を異常にしてるって言ってもい~じょ~

    ・(朝食を)抜く子もハマるジローの「1日2食健康法」

    ・一念のK(健康)は元旦にあり

    ・“食べてよし、食べなくてもよし”の(意識の)太っ腹

    ・ジロッと見つめるジローに会える小冊子↓

     メルマガ「1 日 2 食 の 健 康 革 命」のツボが
     6冊の小冊子になりました。

     vol.1「始めてみよう1日2食」
     vol.2「ここがコツだよ1日2食」
     vol.3「健康常識ぶった斬り」
     vol.4「間食・夜食をどうやめる」
     vol.5「水を制する者は健康を制す」
     vol.6「2食健康法・究極の挑戦!」
 
     今ならこの小冊子のご注文で、ジロッと見つめるジロー付きの
     ニュースレター「2ショッカー通心」もゲットできま~す!
     
     これさえあれば“食欲の鬼に食いしん坊”のあなただって
     今年は2ショッカーに大変身できますよ~。

     大切なあの方へ、新年から信念の健康革命をプレゼント!
     なんていうのもいいですよね。

     “2食の道も一報から”の一報はここ
をクリック!  
      

メルマガ噂の毒出しマガジン2006年1月号より

【読者の声】

元旦、初めて届いたメールが噂の毒出しメルマガでした。


 うわ~~これは、大変‥‥(^_^;)


 「朝ごはんは、一番大事!」
 「もっと沢山食べなきゃダメ!」
 と子供のころ、かなり少食で、痩せていたため、いつも叱られて、
 泣きながらでも食べさせられてました(T_T)


 そしてすっかり強迫観念のように、朝ごはんだけでなく、
 過食の習慣がついていた鈴音です(^_^;)


 すっかり今では、「痩せの大食い!」
 このトラウマのような習慣を変えるは、かなり大変だ~(笑)


 悩んだ、結果、家族はまだ無理なので、
 私だけ1日2食の「実験」(笑)をしてみることにしました。


 結果、たった1食抜くだけでも、「お腹がすいた~」
 食欲と習慣にとらわれている自分を実感した半日でした。(笑)


 でも、いつもは飲みたくない、水分を自然に取れて、
 心なしかすっきりしたような気分です。


 これからも、無理しないで続けられたらいいな~♪
 元旦だから、やる気が起きたかも(笑)


 みおさん、この日にメルマガもらってよかったです!


 ありがとうございます(^_^)  鈴音


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 鈴音さま、
 1日2食は志向と嗜好と思考の試行かもしれません。(笑)


 朝食を食べないとカラダに良くないという
 強力な固定観念の呪縛から解放されるための・・・・。


 最初はお腹がすきますが、慣れると平気になります。


 そして、この午前中に、しっかりと必要な水分もとれるので、
 まさに一石二鳥、五石十鳥で順調な体調が期待できます。(笑)


 とにかくガマンするのは、よくないので、最初、 
 お腹がすいてしかたないときは、果物なんかをちょっととるといいですよ。


 カラダが2食のリズムに慣れたら、もうこれが普通になりますから、
 あと30年は生きるとして、10000食も節約できますし、
 その分、胃腸も余裕で仕事がこなせるようになり、
 胃腸もその本人もゆとりのあるモーニングタイムが送れるようになります。


 世の中には不食で元気に生きてる方もいるくらいですから、
 1日に2食も食べてる私・・・みたいな発想の転換ができるようになれば、
 楽しく続けることもそれほど難しくはないと思います。


 まあ、とにかく朝食はとるなら、なるべく軽め、これにつきます。


 そうすると、なぜかツキます。(笑)  


 『軽め~’77』by(毒出しに)ピンチレディー

 ♪軽め~~~、軽め~~~、ジャジャジャジャジャジャジャン!
  朝食とるなら~ 軽め~でっす!
  もちろんあなたに~ 決まってまっす! (笑) 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 お正月から1ヶ月に1度のプチ断食と朝食抜きや
 内臓を休ませる食生活に極力切り替えたら味覚が変わり、
 やはり添加物に身体が拒否反応を起こすようになりました。

 そういえば牛肉と豚肉はほんの少ししか受け付けられなく
 なったりもしています。

 あと、内臓を休ませると呼吸がゆっくりになるせいか
 判断や直感がクリアになったりすることにきづき、驚きです!

 ラッキーM子

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 ラッキーM子さま、
 内臓をもうこれ以上苦しませないぞう!という決意が味覚を磨く!(笑)


おまけ

BSの「地球特派員」という番組で“飽食国家”アメリカ、食育の模索と題して
現在のアメリカのカロリーオーバー&ジャンク食の現状のレポートがありました。

アメリカほどではないにせよ、日本だって、似たようなものです。

しかも、厚生労働省発、朝食抜きは体に悪いのワンパターン思考の洗脳報道に、
みんなまんまとだまされてしまって、食のことだけにちょっとショック!(笑)

「この世の終わりがやってくる。悔い改めよ」

今後、天変地異が起きるにつれてこの世の終末論が息を吹き返しそうですが、
デトックスにも週末論があって、せめて週末くらいは、体にいいものを選んで食べて、
朝食もしっかり抜いて内臓を休めて体をいたわりましょう・・・・
さもないと「この身の終わりがやってくる。食い改めよ」なんてね。(笑)

1日2食カウンセラー松井二郎さんのメルマガで、
マインドコントロールから脱出しましょう!


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 前回の、「意識のフォーカスの当て方」についての話は
たいへんな反響をいただきました。

 メールくださったみなさん、どうもありがとうございました!



 人間、「こうでなければならない」という思い込みがガツーン
とあると、なかなかそこから離れることが難しいものです。

「朝食は食べなければならない」という思い込みは、その最たる
ものでしょう。

 あまりにも根深く長年にわたってしみついてきた考え方だから、
「もしかしたらこれって間違っているかも」という発想すら
浮かばないのです。

 そのために健康を害している人がどれだけいるでしょうか。


「いまの自分の考えは、ホントに正しいのだろうか?」


 どんなことにでも、そんなふうにちょっと疑問を投げかけてみる。

 そうすることで、今までどれだけ考えても打開策が見つからなかった
問題が、一瞬で解決したりもするものです。

 まさか「朝食を抜く」ことで健康上のあらゆる問題がほとんど
片付くなんて、体験しなければ想像もつかないでしょう。


 なんでもかんでも疑ってかかるのはどうかと思いますが、

 いま自分が持っている考えは間違っているのかもしれない、
 間違いとはいかなくても、すべての人にとって正しい考え方では
ないかもしれない。

 そんなことを意識してみるだけで、食べ物への見方のみならず、
世界の見え方まで変わってくるかもしれませんよ。



 そんなことを教えてくれる、1通のメールが読者さんから届きました。

 私も大変考えさせられたお便りですので、長文ですがノーカットで
掲載いたします。

 それでは、どうぞ!


(メール引用ここから)

        ◇    ◇    ◇

松井様

私は国際協力NGOの、日本国際飢餓対策機構という団体で、
中米ニカラグア、そして東アフリカのエチオピアにて
8年間駐在スタッフとして井戸堀、学校建設、植林などの働きをして、
1ヶ月前に日本へ帰国してきた、森田哲也という者です。

実はちょうど一年前にあるメルマガから、松井さんのメルマガに出会い、
そのままニショッカーのサイトをいっき読み。
自分の中に「ストン」と落ちて、その翌朝から実践。

なぜかすんなりこの一年、苦もなく朝ごはんを抜いて健康体で
やってきております。
体重は10キロほど落ちましたが、からだは快調。よく眠れます。
何より疲れません。

実は、大阪の八尾に私の団体本部事務所があり、先月はちょうど
甲田医院の近くを通りました。サインだけでも欲しかったけど・・・。


さて、ちょっと長くなりますが、私の経験を。

私が働いていたエチオピアという国は、いわゆる世界の最貧国のひとつ。

昨年ホワイトバンドが流行って「三秒に一人」が飢餓で苦しんでいる、
ということで大々的なキャンペーンが行われましたが、
実はそんなことで騒がなくても、ずっと前から私の周りで、予防できる
下痢やマラリアで小さないのちが犠牲になっているのをエチオピアに
目にしてきていたのです。

そして、貧しい田舎の人々はそれこそ一日一食、二食で、
飲み水(ほとんど泥水)を汲みに1時間、子供も学校まで歩いて2時間、
小さな穀物を売りに奥さんが週末は5時間以上を、炎天下歩く。
電気、綺麗な飲み水、十分な食べ物もない、教室は150人の生徒で
すし詰め。
貧しい村でしたが、でも、人々はなんだか元気でした。

「ああ、結構人間って丈夫なんだと」と。

そして、少ないものを皆分け合って食べているのです。
彼らが食べている最中にちょっとでも私が現れると、

「それってあなたたちにとって最後の食べ物でしょ?」

というものでさえ、すぐに私たちに差し出すんです。
自分にそんなことできるだろうかってことがよくあり、恥ずかしい
思いをなんどもしました。
まあ、それを口にして腸チフスで死に掛けましたし、他にアメーバ赤痢、
下痢など結構やってきましたけど・・・。


そして、帰国した日本・・・


目に入るものすべてがおいしそう。金さえあればいつでも食べられる。
そして、「まずいもの」っていうのがない!
(きっと添加物などでだまされているものが90%でしょうけど・・・)

でも、これをもってして、「幸せなの?」と思ってしまいます。

帰国以来たったの1ヶ月間で、なんと恐ろしい事件が日本で連続して
起きていることか。

子供が両親を殺す、高校生が中学生を殺す、先生の注意にムカついて
先生の食べる食べ物に薬物混ぜる・・・。
大阪にいる1週間の間に、ほぼ毎日人身事故で電車の遅れ(4月だった
からでしょうか?)。

こんなことエチオピアじゃ考えられません!

まず、子供が親を敬わなかったら、警察が出てくる前に周りにいる
親たちが戒めて、なんとか教育します。常識を教えます。
与えられた環境でベストを尽くすことをチャレンジさせられます。

そして、自分でいのちを絶つなんてことはありえない。
みんな生きるのに必死なんですから、エチオピアでは。
ただ現在はHIV-AIDSが蔓延して大変なことになっているのですが。

こんなに飽食・美食の日本になっても、否、世界から多くの食糧を
「これでもか、これでもか」とかき集めて贅沢の限りを尽くした結果が、
これです。

心の空虚感・・・・。

そして、いのちを粗末にし始めた・・・。


ある日本の中高生のアンケートで、「将来何になりたいか」と聞いて
かなりの数の子が、

「野良犬になりたい」

「定年後のおじさんになりたい(途中で自殺していなければ・・・)」

と書いていたと聞きました。

恐ろしい・・・・。


伝染病、犯罪、汚職、いろいろな問題が山積みで、そうエチオピア
ばかりを褒めちぎることはできないのが現状ですが、それでもなんだか
日本にいるよりよっぽど安心して暮らしていたような気もするのです
(一部まだ私が日本に順応していないということもあるでしょうけども)。

小さな子供がいたら、知らないひとでもあやして世話をしてくれる。

冷やかし半分だろうけど、皆通りすがりでも眼を見て挨拶をしてくれる。

そして、何より生きる「スピード」がゆったりです。

「1分の遅れが生じております。大変ご迷惑をおかけしております。」

という電車のホームでのアナウンスに、「プッ」と笑ってしまいます。
エチオピアじゃ、1時間の遅れでもだれも謝らないって、突っ込み
いれたくなります。


ということで、まとまりもない文になってしまいましたが、とにかく

食べ物に囲まれても、結局「幸せ」になっていない日本。
これから大丈夫かいな?と思っているのです。

食べ物を粗末にし始めた頃(大体私が子供の頃から始まったような
気がしますが)から、いのちを粗末にし始めたといっても過言では
ないでしょう。

「食育」などといってその土地で生産される農作物の大切さなどを
学校でも教えられるようになりましたが、それも総合学習の一部だけ。
人間の体をつくる「食」にまつわる日本、世界の事情を知らないで
次の世代が育つとなると、日本の将来は危ういです。

そして、「食べ過ぎ」が病気の原因をどんどん生み出し、何より
「食べろ、食べろ」と迫る今の日本の食産業は狂っていると思います。


一番憤りを感じるのは、その「食べろ」といっているものの多くが
海外からかき集められたものばかりであるという事実です。


エチオピアではいまゴマだって日本へ輸出しているんですよ。
まったく日本と関係ないわけじゃないのです!
彼らは食べ物を作るために作っていた雑穀をやめて、売れるゴマを
栽培し始めました。

いまは高い値で買ってくれるからいいけども、数年後には
ゴマ世界価格が先進国の思惑で勝手に動かされ、
土地が痩せたころには貧しい農民にすずめの涙程度の値でしか
買い付けなくなるのです。
そして、貧しい農民はどんどん貧しくなっていく・・・。


飢餓は「日本人」私たちがつくりだしている!

といえます!


ホワイトバンドなどしなくても、
「一日一食抜け!」「肉なんてまだ食べているのか?」運動すれば、
経費をかけずに世界の飢餓のために役立ちます。

ということで、

私自身が何より健康になったからという理由以上に、
エチオピアの、そして世界の貧困、飢餓のために今この瞬間日本人は
何ができるか?と問われたら、私はそれこそ


「一日二食!」


と断言したい!


すみませんダラダラと長くなってしまいました。
とにかくずっと松井さんにメールをしたいと思いつつ出来ずに来ましたが、
ようやく日本に帰国して、このようにお便りができました。

まだ頭の整理がつきませんが、少しずつ自分の周りで報告会などを
開いております。そこで、こういったことを少しずつ訴えている
ところなので、今日はその一端のみ書きました。

参考までに私と団体のサイトを記しておきます。お友達などにも
ご紹介いただき、エチオピアのことをしりたい!という方がいらしたら、
謝礼など関係なしに伺うようにしております。
実は6月にちょっとしたイベントを企画しておりますが、都合の合う方には
ぜひそちらに来ていただけたらと思っております。

http://www.t-morita.com/

http://www.fhi.net/jifh/


それでは長いメールで大変失礼をいたしました。
とにかくいつも励まされております!
どうぞ松井さんの難病もいつか完治しますように、お祈り続けさせて
いただきます。

        ◇    ◇    ◇

(メール引用ここまで)


 ううう、松井、感動しちゃいました。

 まったくもっておっしゃるとおりですね。


 日本にいると、自分が日本人であることさえ気づきません。

 そして、いま自分がしている生活は日本では平均的かもしれない
けれど、
 世界から見たらかなり特殊なライフスタイルなんだということも
分からないのです。


 1日3食はあたりまえ。間食、夜食も推奨される。

 1日2食にするなんて言おうものなら、

「栄養失調になるぞ! バカなことはやめろ」

 と言われる。


 こんなにドラえもんのポケットのように食べ物をつめこんでいるのは
ごく一部の先進国(この言葉キライだけど)だけなんですけど……。

 日本だけで通用する狭い常識にとらわれず、グローバルな視野に
立って、自分の食生活の是非を問うてみるべきでしょう。



 ただ、

 貧しい国のことを思えば私たちの苦しみなんてちっぽけなもの、
とは思いません。

 エチオピアの人はエチオピアの人なりに、
 日本人は日本人なりに苦しんでいます。


 エチオピアの食生活を思えば、食事制限なんてカンタンだ、
 ということにはなりません。

 日本は、圧倒的なストレス社会。
 その点、状況が違います。

 食べ過ぎてしまうのも当然です。


 しかし、

 「ストレスでどうしても食べてしまう」

 と言って口にしているものが、どうやって自分の口まで運ばれて
きたのか、ということには常に思いを致さなければならないでしょう。



 戦後、日本人はガレキの中で、とにかく豊かさを求めて狂い回り
ました。

 馬車馬のように働いて、飢えたように消費してきました。


 そして今、食べ物ひとつとっても、明らかに豊かになったと
一応はいえるようになりました。

 じゃあ、私たちは食べ物について何も悩まなくなったか?

 答えはノーですよね。イエスならこのメルマガは存在していません。


 それだけではありません。

 テレビをつければ、ニュースの大半は暗い話。

 学校へ行けば誰かがいじめられている。

 自殺して亡くなる人が、年間3万人もいる。
(明らかに自殺と断定され、さらに死亡に至ったケースが3万で、
 実際は少なくとも10倍と言われています)


 戦後60年間、国民をあげて「豊かさ」を求めてきた結果が
これです。

 こうなってくると、ほんとに、「幸せ」ってなんなの?
と考えてしまいます。


 まさか、貧しいことが幸せであるはずはありません。

 では豊かならば幸せなのかというと、その日本はこのありさま。


 結局、モノがあるとかないとか、
 カネがあるとかないとか、

 そんなことは、ほんとうの幸せとは一切関係がないのでは
ないでしょうか。


 豊かだから苦しいのでもなければ、

 貧しいから不幸なのでもない。


 自分のなかに、確固たる「しあわせの核」のようなものが
なければ、幸せを味わう舌がないようなものなのでしょう。


 ほんとうに健康な人は、品質のよい食べ物の味がわかる舌を
持っています。


 同時に、ほんとうの幸せの味を判別できる舌を肥やすことも、
人生において重要なことなのでしょう。



  ┏━━━━━ 本日の 1にち2しょ句 ━━━━━━┓


     そのチョコは
       チョコっと買ったわけだけど
         だれを泣かせて食べているやら


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
                 イヨォ~っ、ポン!



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1日2食の健康革命
◆◇ 編集後記 ◆◇


「これが体にいいから食べなきゃダメよ!」

 イコール、

「これが体にいいから、貧しい国から搾取(さくしゅ)しなきゃダメよ!」

 なんですよね。(すべてのケースではないにせよ。)

 これに気づいていない人があまりにも多いのではないでしょうか。
 私もよく忘れることなので、反省しなければなりません。


 ただ、だからといって、食べないわけにはいかない。

 いたずらに罪悪感にとらわれるのではなく、「しっかり食べて、
何をするのか」こそフォーカスを当てるべきポイントでしょう。

 食べることが悪いのではなくて、そんなに食べて、この人生で何を
達成しなきゃいけないか? と考えていくことが必要だと思います。

                        松井 二郎

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