アンプの調整について
α907iMOSの調整について自分でも忘れかかっているので書いておきたい。その前に以下の記述は全て自分なりに調べた自己流なので、正しいかどうか分かりません。間違えて覚えている可能性も充分あります。なんの保証もありませんし、一切責任は負えません。自己責任でお願いします。α907iMOSのパワーアンプ部の調整方法です。MOS以外のα907iは終段がFETではないので設定値等が違うと思います。1.電源を入れる前に①まず半固定抵抗を交換した場合は大体真ん中の抵抗値に設定して 取り付ける。②すぐに測定できるようにテスターを準備します。出来れば接続しておく テスターは2台以上あった方が何倍も早くできるしとても楽。 また、テスト端子に取り付けるクリップ付きの導線があると便利③調整が終わるまで間違ってもスピーカーを接続しない。④パワーアンプダイレクトをインテグレート以外にするか端子を外して プリアンプと切り離しておく。出力接続ケーブルも外しておく。2.バランス調整①アンプの電源を入れパワーアンプ基板のHotとCold間が0Vになるよう VR1で調整します。②また、Hot-E間・Cold-E間も0VになるようVR4で調整します。 この調整が出来ていないとプロテクトは外れない。③何度か繰り返して調整・確認する。3.バイアス調整①簡単に終段のトランジスタをブッ飛ばす恐れがあるので 慎重に設定する。②基板にある調整用の測定端子を利用して測定する。③VR2(Cold)でー20mV・VR3(Hot)で+20mVに調整する。 この値は適当で正しい設定値が知りたいところです。 保証は無いけど30mV位までは大丈夫だと思うが、 終段を焼く恐れがあるので発熱具合で時間をかけて調整する。④これも何度か繰り返して調整・確認する。4.確認①2と3を繰り返して調整確認し、 プロテクトが外れるか確認する。②プロテクトや発熱など問題なければ2時間以上暖気して 再度2・3を繰り返して調整・確認を行う。③バランス調整はフラフラして調整が難しいが 振れ幅の中心が0Vに近づくよう調整する。確かこんな感じだったと思う。パワーアンプ部の前にプリアンプ部のバランス調整も必要です。時間がかかるので最近やってないからこれで良いかちょっと不安。