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2012.11.01
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カテゴリ:コミック
ナワヤ他「な、なんだってー?!」(AA略)

 ──

 「キン肉マン」には様々な超人が登場する。分類方法も複数ある。メジャーなのは、

1.正義超人(アイドル超人含む)

2.残虐超人

3.悪魔超人(悪魔騎士含む)

4.完璧超人

と言ったところだろう(神は除く)。

 この他にも、「メカ系」(ステカセキング、ミスターVTRなど)、「重量系」(摩雲天など)、「建築系」(サンシャイン、パルテノンなど)、と言う見方もあるだろう。

 極めつけなのは、「作者オリジナル」と「読者応募」では無かろうか? 正直、メインの超人で作者オリジナル、と言う超人は皆無な気がする(キン肉マンからして、ウルトラマンのパロディだし)。

 読者応募の代表例はロビンマスクだろう。(劇中での第1回目の)「超人オリンピック」で「V2を狙う」と言う立場で登場している。オリンピック決勝は もちろん、アメリカ遠征で再登場し、やさぐれている姿は哀愁を誘った。死んだかに見えた彼だったが、実は生きており「バラクーダ」と言うトレーナーとして「打倒キン肉マン」を誓い、ソ連でウォーズマンを見出す…と言う執念ぶり。

 しかし、直後の「悪魔超人編」ではアイドル超人化、悪魔騎士との戦いでは勝利を飾る。夢のタッグマッチでは敗北したものの、王位争奪戦ではキン肉マンマリポーサを破る快挙を遂げ、その後もパルテノン、マンモスマンと戦い、キン肉マンの王位継承に大きく貢献した。

 これに匹敵するのはラーメンマンだろうか? 彼も読者応募だったと思うが、超人オリンピックでの残虐ファイトで登場して以降、キン肉マン史には なくてはならないキャラクターとなっている。

 問題は、テリーマンだ。

 上記の2人がオリンピック(コミックス第3巻)からの登場に対し、テリーマンは初期の怪獣退治編(ギャグマンガ時代)から登場している。キン肉マンとの友情は厚いものの、活躍が目立たないのだ。

 超人オリンピックでは、ロビンマスクにアンフェアな敗北(キン骨マンによる狙撃に起因)、アメリカ遠征ではタッグパートナーを務めるものの、次のオリンピックでは予選失格(子犬を助けた為)。

 悪魔超人に対しては、アイドル超人(助っ人超人)で唯一勝ちを収める(ブロッケンJrのカーメン戦はブロッケンの負け(モンゴルマンの勝利))ものの、悪魔騎士編では唯一の引き分け(他のメンバーは勝利)。

 タッグ編ではニューマシンガンズとして敗北したが、マッスルブラザーズとして復帰し、優勝(やっぱりキン肉マンのパートナー)。

 王位争奪編では、キング・ザ・100トンと引き分け。ゼブラチームとも似た様な展開、決勝前にはマッスルスパークの実験台となり負傷、決勝は欠場…と、とにかく個人戦での公式記録がパッとしない(摩雲天なんて、重量だけの様な感じ)。

 これは一つの原因として、ロビンマスクとの勝負にケチがついた事があると思う。あそこで真剣勝負が出来なかった事により、その地位が確定したのでは無かろうか? ロビンやラーメンマンのような汚れ役は出来ない、ある意味「お坊ちゃんキャラ」と言う…いや、「目の上のタンコブ」と言うと言いすぎか。「腫れ物に触る」ような作者の意向が見えるのは、気のせいだろうか?

 テリーマンがロビン・ラーメンマンと違うのは、実在のレスラーがモデル、と言う事に有る。これは、「本人の肖像権(や意向)に沿う」と言う意味では無く、「作者が原点に固定(固執)させられる」と言う因果を含んでいる。

 ロビンがヒールになったり、ラーメンマンが正義になったり植物人間になったりするのはOKでも、テリーマンの活動(活躍)には、規制が入るのである、頭の中で(島本和彦の言う「ブレーキ」)。

 つまり、実在人物がモデルになった場合、当初は書きやすくても、後には制約が(無意識に)入り、活躍が制限されてしまうのである。

 同様の例は、ウルフマンが典型だろう。鳴り物入りで登場したにも関わらず、鳴かず飛ばず(と言うか死に過ぎ)と言うキャラに。余談だが、タザハマさんが出なくなったのも、実在系だからでは無かろうか?

 (中野さんも実在の人物だが、編集者であり、作者にとっては身近な人物の為、タブーが少ないのだろう、心理的に)

 そう考えると、読者応募型ながらモデルの居るネプチューンマンの活躍(と言うか魅力)が激減していったのも無理の無い話に思えてくる。

 「実在の人物をモデルにする」のは、とっつきやすい(作者、読者とも)反面、制約を外し辛い、と言う諸刃の剣なのだ。

 「元ネタには敬意を」と言うところか?

【蛇足】

 「私の技がパクられた! ダム キン肉バスターに酷似している!」と言う話を聞いた時…「キング(鉄拳)は良いのか?」とか、「龍虎の拳2は良いのか?」とか思いましたね、ええ。

 そもそも「スプリングマン戦」でのモンゴルマンは「タイガーマスク」での馬場さんの(ry

【追記】

 主役のライバル、として登場したテリーマンは、「主役と対照的」と言う演出で存在感を確定(「ハンバーガー立ち食い」に対抗心を燃やしたキン肉マンが「牛丼立ち食い」を披露する辺りが最高!)。その段階で、「役目が終わった」、もしくは「役割が決まった」と言える。

 主役であるキン肉マンが輝き続ける太陽なら、初代ライバルで「コインの裏側」であるテリーマンは月。あるいはアニメ「聖闘士星矢」オリジナルのアスガルド編における8人目の神闘士、ゼータ星アルコルのバドのように、常にキン肉マンの影でしかなかった。

 …ってプラネットマンの本体(バルカン)かよ?

 あと、「生身の超人」、「オプションで銃(初期)」ってイメージがオリンピックまでに固まっていたのもマイナスか。ロビンはアイテム(アノアロの杖)でパワーアップしたし、モンゴルマン(ラーメンマン)は「秘技 猫じゃらし」を披露したが、テリーマンに そう言うオプションは似合わないし(義足にギミックを仕込むのもイメージに反するし)。





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Last updated  2012.11.01 23:37:37
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