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足の速さを現実的に考えるページ

このページではスマキャラの足の速さを現実的に考えております。
 ※ゲームの印象を崩したくない方は見ないほうが良いかもしれません。





走る。

 走ると速く移動できるため,とても便利だ。

だが,スマブラの彼らはどれくらいの速さで走っているのだろうか。


見た目じゃよくわからないので,とりあえず100メートル走で測ってみたい。

まず,スマブラで距離を測れるところと言ったら…

 ホームランコンテスト。

日本版のホームランコンテストでは50メートル毎に標識が立てられているため,

 ここを走れば100メートル走の記録を知ることが可能である。


―どうやってタイムを測るか。

デバッグコードを使えば容易である。

 タイムを設定してホムコンを選び,2Pを測定キャラとする(ホムコンでは2P視点のため)。

  また,コントローラーはスティックが狂っていたら走り方が変わりそうなので,新品を使う。


では,これより100メートル走を始めます。(゚゚

 測定キャラクターは0メートル地点に足をあわせる。

ダッシュでスタート。―フライングはイエローカード。

タイムはカウントダウンしかできないので,
 例えば60:00に0メートル地点をスタートして59:30に100メートル地点に着いたならば,
  そのキャラクターの100メートル走の記録は30秒ということになる。

スタート/ゴールはより正確に測るため,録画したものをスローモーションにする。

 100メートル地点を越えた瞬間にポーズしてタイムを記録。

0.1のケタまでを測ると,各選手の100メートル走の記録は次のようになった。

選手記録(秒)
マリオ11.4
ドクターマリオ11.4
ルイージ12.9
クッパ11.4
ピーチ13.1
ヨッシー10.8
ドンキーコング10.8
キャプテン・ファルコン7.5
ガノンドロフ12.7
フォックス7.8
ファルコ11.4
ネス12.3
アイスクライマー12.3
カービィ12.3
サムス12.3
ゼルダ15.5
シーク9.5
リンク13.1
こどもリンク10.8
ピカチュウ9.5
ピチュー10.0
プリン15.5
ミュウツー12.3
Mr.ゲーム&ウォッチ11.4
マルス9.5
ロイ10.6

゚( Д )゚

 随所に不可解な記録あり。


まず,マリオはフィギュア名鑑によるとスマブラの基本体らしい。

 100メートル11.4秒が基本なのか?

いや,26歳の一般男性(?)でも頑張ればこのような好成績が出せるかもしれない。

 しかし100メートル走というのは普通は全力で走るもの。

 ということは,マリオは移動で走るときに全力を出しているのだろうか?

  ただでさえ強力なスマッシュ華麗なバク宙を決めているのに,
 移動なんかで全力を出す余裕があるのだろうか?

相当なスタミナだ。

 というよりあんな格好でこんな好成績を出せるのか。


そしてゼルダは変身すると6秒速くなるのも気になる。

 変身できることよりも,この記録差のほうが謎である。

いったい姫は変身中に何をしている!


ピチューも負けていない。

確かに10秒は速いが,ピチューの手足の短さから想像しよう。

  ピチューの体長はポケモン図鑑によると30cm。

 そう考えると,ピチューの手足は7cmほどである。

ピチューは走るとき,マッハを超える速さで手足を動かしているようだ。


そして子リン。 (こどもリンク

 彼は確か10歳前後だ。

 10歳で100メートル10.8秒。

  はやッ。。

 これは相当の問題児だ。


いや,本当に問題有りのヒトは他にいるわけだが,言うまでも無い…


 ファルコン。字デカっ

7.5秒,世界記録は素通り。

  スマブラでは余裕で記録更新している非常識な人々が多いようだが,
  ファルコンと世界記録について冷静に考えよう。

まず,世界記録は9.58秒。(2016年現在)

 ファルコンは7.5秒。

   約2.1秒速い件。

ここで注意。

世界記録というのは人間が数々の厳しい練習を越え,全力で走って生み出した渾身の記録。

ファルコンの記録は,対戦で移動するために走った記録。
 しかもこれはジャンプや攻撃などでかなりの体力が消耗されている状態の記録である。

  ギャップが激しすぎる。。

ヒトの限界と言われる世界記録。

 それを軽々と越えるファルコン。

これは国際的な問題だ。

未来のために,早急に解決せねばならない。


―ヒトはここまで進化できるのだろうか?

 ―そもそもファルコンはヒトなのだろうか?

  ―ファルコンはこんなに速く走れるのに車に乗ってレーシングだなんて,
    いったい自分の脚力を何だと思っているのだろうか?

 さまざまな疑問が挙がってくる。

こんな人間が一般的ならば運送会社なんてとっくに潰れているわけだし。



スマブラ界の100メートルが短いのかスマブラ界の時間の進みが遅いのかはよくわからないが,

   とにかくスマブラはすごい。

 スマブラは常識の範囲というものを遥かに超している。

考えれば考えるほど,他にもさまざまな物理法則を平気で無視していることに気付かされる。

 想像の世界で戦うということがよくわかる。


 まぁそこがゲームの面白さだ。

ピチューの走行時の足の動きが不可解であっても,

 ファルコンが時速48kmで走っていても,

  スマブラのイメージを崩さないでほしい!

これからも(有り得ない物理現象は見て見ぬふりをして,)スマブラを楽しもう。


  <完>



まぁこんなこと書いていますが,基本的には100メートル走の原型を留めているわけです。
記録を計測する前は100メートル30秒!?みたいにかなり的外れになるんじゃないかと思っていたんですが,
ご覧の通り遅めのキャラクターのタイムが12秒前後ということで予想外に現実的だったので,
キャラクターの走る速さホームランコンテストの目盛りがしっかりと計算されたような香りがします。
やはりこういう点でもスマブラの制作者はスゴイ。


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