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経済大国の中国は今人手が足りない。その内日本人が中国に出稼ぎ労働に出る可能性がある。一昔前だと逆だったが、これも時代の流れなんだろう。
人手が足りてようと足りてなかろうと、自分の国より一人当たりGDPが低い国に出稼ぎに行くメリットは極度に低い。
日本人が出稼ぎに行くとしたらやはりアメリカかヨーロッパで中国はお呼びじゃない。
一人当たりGDPで俺らに追いついたら、選択肢に入るかもしれないけどね。
少なくとも今は、国内に留まった場合にもらえる給与水準と中国で雇われて得れる給与水準を比較すれば、日本人にとっては問題外なぐらい賃金水準が下がるだけだ。
日本企業に雇われて、その中国支社に日本並み賃金の待遇で出張したり駐在したりするというのはアリだろう。
その場合、中国で仕事してても、日本の本社で働いてる連中と遜色ない給料が出るし、それどころか駐在手当てを加味すればもっともらえるだろう。
けれども、中国企業に、中国人並みの賃金で雇われるってのは、日本のマックでバイトすれば時給1000円もらえる世界からわざわざ中国のマックの時給100円の世界に入り込むのと同じで、現代日本人にとっては自殺行為というか自傷行為というか、とにかくそんな感じ。