大工肘ダンディ日記・3・影の正体と腱鞘結石症候群
昼行灯(ひるあんどん)のような診察を終え持病のパーキンソンの診察のため矢野脳外科に寄って「テニス肘のせいで若干症状が出やすいみたい」とぼやいたら薬(レキップCR錠20mgという高いやつ)を追加された。ネットで調べるとレキップCR錠は注意すべき副作用として「悪性症候群」が上げられている。現状でそのリスクを負うことは考えていないし記事を読んだ以上ノセボ効果で利く薬も効かなくなる可能性もある。これは自分でなんとかしてみるしかない。 優先順位は?・・・肉離れは放っておけばなんとかなるがテニス肘のレントゲンで現れたアーモンド大の影が何なのか気になるのでそちらを優先しよう。「テニス肘 レントゲン」のワードでわりと簡単にたどり着いた。「・・・また、症状が進行して慢性化しているケースは、炎症を起こした腱にカルシウムを主とした沈着物が溜まり石灰化していることがあり、レントゲン検査時に短橈側手根伸筋がくっついている根元部分に白くもやもやしたものが写ることがあります。」つまり「短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)」という筋肉の付け根付近にできた石灰化カルシウムの塊が腕を動かすたびに引っ掛かってそれが痛みとなって現れているようなのだが、その発生のメカニズムとか根本的な治療法はいまだ統一されていないし症状の呼び名もいいかげんである。とりあえず命名「腱鞘結石症候群(けんしょうけっせきしょうこうぐん)」と呼んでやろう。かくして腱鞘結石症候群の治療法は見つかるのか?