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瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2006/10/22
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カテゴリ:ブログ
 北朝鮮のミサイル発射、核実験強行に対して日本が国連外交の場で初めて積極的外交を展開しました。アメリカとの連係プレーが実を結び、中露の協力を得て北朝鮮非難決議案、北朝鮮経済制裁決議案を安全保障理事会で可決させました。
 しかし、麻生外務大臣、安部官房長官、現首相が外務省に積極的な指示を与えた結果でした。外務省は非難決議案に際して情報を隠蔽したり、外相、官房長官を外そうと画策したようですが、麻生、安部ラインはぶれませんでした。
 北朝鮮が核実験を強行したので、外務省は一転して強気に転じたようです。中国、ロシアも北朝鮮に対する制裁を認めざるを得ないと考えたのでしょう。アメリカと共に国際世論を追い風にして、経済制裁を決めることができました。
 中国は北朝鮮の核実験強行に対し予想以上に強い反応を見せました。唐国務委員を北朝鮮まで派遣して唐・金会談を実現させました。金総書記が条件付で中国に謝罪したというニュースも流れましたが、ライス国務長官は否定しました。
 中国は北朝鮮が崩壊すれば朝鮮半島でアメリカと直接対決をせざるを得なくなるリスクと、北から難民が流れ込むリスクとを避けたと考えられますが、中国からの指示を無視した北朝鮮に対して相応のペナルティーを課したと思えます。
 中国が経済制裁を完全に実行すれば北朝鮮は瞬時に崩壊してしまいます。例えば中国に石油のパイプラインを閉じられてしまえば北の機能は完全にマヒしてしまいます。北の生殺与奪の権利は一方的に中国に握られているといえます。
 北の将軍様は核カードを先ずアメリカに対して切ろうとしていますが、ブッシュ大統領は応じないでしょう。その一方で中国に対しても核カードで揺さぶりを掛けています。地続きの中国ならば核兵器を使用できる可能性があるからです。
 中国首脳部の至上命令は北朝鮮を核保有国にしないことです。その一方では、人民解放軍は血の盟友関係にある北朝鮮軍と戦端を開きたくないないのが本音です。和諧を掲げる胡主席は人民解放軍との間で微妙な舵取りを迫られています。
 さらに中国の描く最悪のシナリオは潜在的核保有国である日本が核保有国になることでしょう。日本国内、さらにはアメリカでさえも政治家が日本の核開発に言及する記事が報道されています。中国外交はまさに岐路に立たされています。
 北の将軍様は中国の置かれている状況を計算し尽くして瀬戸際外交を日米だけではなく中国に仕掛けているのでしょう。強請、たかりの国北朝鮮と6000年の歴史を持つ老獪な中国との間で火花を散らした外交戦争が展開されています。
 日本では外務省は前後の見境がなくなり、防衛庁は腰が引けているように感じられます。北朝鮮のミサイル発射、核実験は想定された範囲内であるのにも拘わらず、国家戦略を持たない日本の政治、官僚政治の欠陥が浮かび上がりました。
 外務省、防衛庁は予め予測された事態に際し、協力して対処した形跡が見られません。日本の安全保障が危機に陥った時にも官僚の縄張り争いが優先し、危機対応マニュアルさえ機能しない日本は平和ぼけと言われても仕方がありません。
 日本人には外国から侵略、略奪を受けた体験がありません。危機管理能力が欠如しているのも当然かも知れませんが、安倍首相の「主張する外交」はその反面リスクも高い外交です。政治主導の外交を支える外務官僚の意識改革が必要です。

瀬戸キリスト教会 HP





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最終更新日  2006/10/22 04:46:03 PM
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