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瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2007/01/11
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カテゴリ:外交
 北朝鮮包囲網を強化するためにも安倍首相のヨーロッパ訪問はタイムリーだったと思います。安保理の常任理事国であるイギリス、フランスに加えてドイツ首脳との会談は安倍外交が小泉外交とは一線を画していることを鮮明にしました。
 日米同盟は日本外交の基本線かも知れませんが、アメリカへの一極集中に対抗するEUへの接近は日本外交の幅を広げます。EUは経済規模においてアメリカと並ぶ力をつけてきました。ユーロ高にEUの実力が反映されています。
 EUには北朝鮮と外交関係を持つ国が多いようです。ECと中国との経済関係も密接です。中国はECから武器を購入し、アメリカに対抗しようとしています。EUの中国への接近が東アジアの安全保障に与える影響は重大だと思えます。
 EUから見ればイランとは違い北朝鮮の核開発は対岸の火事に過ぎないかも知れませんが、核拡散は望まないでしょう。北朝鮮からテロリストへ核兵器が供給されるのを絶対阻止する点においては日米と共通認識が持てると思います。
 ロシアからのエネルギー供給が恣意的に止められる現状では、中東、アフリカからの原油購入のルート、シーレーンを確保しなければなりません。テロリストに核兵器が渡れば都市だけではなく、シーレーンを破壊される危険性があります。
 北朝鮮のミサイル技術がイランに輸出され、イランにホルムズ海峡をミサイルで封鎖する力を与えました。ホルムズ海峡が封鎖されれば日本のシーレーンは破綻し、日本は息の根を止められます。イラン問題は日本の問題でもあります。
 ヨーロッパは人権宣言が誕生した地ですから拉致問題には理解が得られるでしょうが、外交問題としては二の次でしょう。EUの安全保障上、拉致問題の占める割合は小さいいので、安倍首相の外交力に負うところが大きいでしょう。
 EU諸国はキリスト教国ですから人権問題には理解がありますが、彼らに拉致問題と引き替えに何を提供できるかが問題です。ウィン、ウィン関係に持ち込むために切れるカードの効果はバブル崩壊から再生した経済力の評価次第です。
 ヨーロッパ諸国から見れば朝鮮半島はユーラシア大陸の東端で、地図の端っこに小さく見えるだけです。アジアの植民地を失った彼らには朝鮮半島有事は別の世界の出来事かも知れませんが、彼らの目は巨大な中国の市場に注がれています。
 彼らは中国との貿易に差し支える可能性があれば動きます。朝鮮半島の安定が東アジアの安定に繋がり、中国の市場拡大に繋がるのならば北朝鮮包囲網に加わるでしょう。日本の対中貿易とリンクした問題だと理解させることが必要です。
 拉致問題は日本の国家主権を明らかに犯しているので昔なら軍事衝突が起きかねない問題ですが、日本の公安当局が意図的に見逃してきた歴史があります。自民党、社会党の実力者が北朝鮮に籠絡されて北の提灯持ちに成り下がりました。
 山崎代議士もその一人のような感じがします。彼のスキャンダルを思い返せば北に弱みを握られているのかも知れません。拉致問題を複雑にしたのは政治家の身勝手です。拉致家族の苦しみに共感できない政治家の想像力の貧困さです。
 政府は拉致問題を隠蔽してきました。官僚の事なかれ主義が拉致の悲劇を生んだのです。拉致の主犯は北朝鮮ですが共犯は日本政府であり、政治家です。北朝鮮に対する圧力だけではなく、共犯者の犯罪的な行為を立証する必要があります。





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最終更新日  2007/01/11 08:53:57 PM
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