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カテゴリ:人工肛門生活
今日も朝からワンコを裏庭に介助しながら出した。
トイレタイムです。 しかし今日はちょっと違っていました。 いつものように後ろ足に負担をかけないよう腰に巻いた バスタオルで持ち上げながら。 スロープでよろけたがなんとか1メートルほど歩いて放尿、 さらに1メートルくらい歩き、そのまま崩れ落ちて 横になってしまった。 しばらくすると起きるだろうと思っていたが動きたくなさそう。 ワイフに頼み仕事に出かけた。 お昼に現場から戻ったときも朝と同じ場所に横たわり荒い息をしていた。 夜、帰ってみると居間で横たわりゼイゼイと呼吸していた。 夕方息子達の応援でワイフが家に入れたのだが しばらくして例のけいれんを起こしたらしい。 ちょうど収まったときに楽楽が帰宅したらしい。 家族みんながワンコの廻りにかたまっていた。 ワンコはけいれん発作がおさまっていたが、 歯を食いしばっている。そして横に向いた口の下側に 長いベロ(舌)が挟まっている。歯でかんでいるようである あわてて大きな口を空けようと思うのだがぜんぜん開かない。 目もうつろ。糸を引くようなよだれがだらだら。 自分のくちびるの皮も歯に挟まっていておかしな顔になっていた。 10分くらいして首を持ち上げたらやっと口を空けた。 獣医さんが来てくれた。さっそく点滴や注射をした。 今日は朝から何も食べない。受け付けないのだ。 脱水症状もあるようだ。獣医が口を空けながら針のない 注射器でシロップを飲ませてくれた。 しばらくすると立ち上がろうと前足を動かし始めた。 オチッコしたいのだと思いますが、と言うと獣医が 「もう歩かせたらかわいそうです。あの息使いだとワンコも 苦しいし体力が消耗する一方です。ワンコのためです。 家の中で横にさせたままおむつでさせるようにしてください。 あちこちに腫瘍があるし手術では体がもたない。」と・・・。 父が生前使用したおむつを持ってきてあててやった。 我が家の家族同様の看護士も適切な処置をしてくれている。感謝! トイレに行きたいと鳴くワンコ。しきりに起き上がろうとしている。 家でしたことがないからここで連れ出すとおむつに慣れないとのこと。 がまんして見守っていたら、すぐ出した。 恥ずかしそうに。泣き出しそうな顔をしていた。なみだ目で・・・。 そりゃそうだ。6人が取り囲んでかたずを呑んで見ているのだから ワンコも悩んじゃうよね。 それでも出したせいか、ほっとしている様子。 獣医に帰りがけ心配で玄関で聞いてしまった。 「あとどれくらいもちますかね?」 「あと 日くらいでしょうね。」 「え~~~~!」 目の前が真っ暗になった。 ワイフも憔悴状態。 聞かなきゃよかったと後悔している。 ローバーがんばれ!! 今も楽楽の横で眠っている。 獣医が帰ったあと、みんなで下の処理をした。 息子達は防水シーツやワンコ用のおむつを 買いに行ってくれた。おむつはLLだった。 昨年他界した父を思い出していた。 今日もワンコのことばっかりでごめん!! 家族中、頭の中はワンコのことで一杯です。 なお、余命日数は書けませんでした。 奇跡を信じて・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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