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カテゴリ:人工肛門生活
今日は16時からストマー外来の日でした。
朝から現場に行って午前中には終わらせ家に戻り シャワーでも浴びて人工肛門もきれいにして 外来に行くつもりでした。 朝、予定通り簡単に終わるはずの現場に行くと 番頭さんほか1名がお客様の家の前で待機中でした。 ご挨拶を終え室内に入りその簡単に終わるはずの仕事に 取り掛かりました。 最初に作り物の仕事を終え、ものの2,3分で終わる仕事に 取り掛かったわけです。 今流行の90キロ近い大型画面のTVを乗せるローカウンター の後ろ側に(正規のTV台ではありません。家具としての それも超高級な家具です。)ビデオやCATVのコード類を 通す穴を背面に開ける仕事です。5センチ四方の角穴を。 もちろんサービスですが・・・。 AVキャビネットですとすでに穴が開いてますよね。 鼻歌交じりに始めたのですが、職方がなかなか開けられないと いろいろな工具を使ってやっていました。ドリルとのこぎりなど。 ローカウンターの背面板の厚みは約4cmもある計算です。 皆、始めた時点では背面板はベニヤ1枚分と思っていました。 そこで強力なインパクト系ドリルを使い穴を開けました。 空いた時点でなんか背面板が3重になっているよと 不思議そうな顔をして職方が言いました。 そこの穴からまわし切りという穴を開けるノコを使って 切り始めました。 コの字に切ってあと1方を切ればめでたく穴が開くはずでした。 まわし切りを使っている最中もなんか引っかかるし 3重になっているのかな~と首をかしげながらも たいそうな時間をかけて切っておりました。 楽楽が何の気なしに正面の横シャッター式の扉を 閉めようとして引っかかることに気づきました。 いやな予感が・・・・・??? 目が点になった一瞬です。 体が固まってしまいました。 無言の時間が過ぎていきます。 無残にも正面の横引きシャッタの扉に大きな傷が・・・ 付いているではありませんか!!!!!!!!! 汗が吹き出てきました。 目がうつろになりました。 部屋が静寂になりました。 ふと我に返り、まずはお客様に正直にお話しようと思い 奥様に「大変なことになってしまいました」と。 やはりご主人様の大事にしていた家具でした。 たまたま出張中の。 このあとからが大変でした。建具屋や家具職人に連絡を 取ったり現場を見せたりと・・・・・。 まだ修理方法は決まりませんが一段落が付きふと時計を見ると 気がつけばストマー外来の15分前でした。 病院まで直行すればぎりぎりセーフ。 家に寄れば完全に遅刻。 シャワーも浴びてなければ、パウチも取り替えていませんし 取り替える装具一式も家に置いてきてあります。 意を決してそのまま大学病院へ。ギリチョンで到着。 待合で目をつぶっていたら先生が呼びに来てくれました。 ねむっちゃって呼ばれたのもわかりませんでした。 バッチイところを見せてしまいましたがちゃんと処理をして 下さり感謝感謝です。 まだ使用したことがない装具を取り付けていただきました。 フランジが長持ちするそうです。 診療中にちょっと落ち着きを取り戻しました。 帰りにコーヒーショップで一服し、家に戻ってから やけビールを飲みました。反省の日でした。 あとから考えると正面ドアが後まで回りこんでいることは 計算すればすぐわかることでした。 だって2000×500のところに右左1mづつの横引きシャッタです。 ということは側面に500残りの扉は背面に約500ですよね。 背面の500部分に穴を開けてしまったのです。オーノー!! 簡単な仕事なんて思ってかかることは間違いの元です。 できる限りのことはしようと思います。 ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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