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自分はゲイなのかと悩む24歳の夢野。自らに潜む「奴隷性」におびえる28歳のカメラマン坊城。創作にも家庭にも行き詰まりを感じている中年の作家、久遠。巨大都市NYに暮らす3人の男が、ひとりの女を軸に、それぞれ真実の自分を探して葛藤し、抑圧された自己を解放して行く。愛に、生命に、あるべき形なんてない―。インモラルな領域に踏み込む、衝撃的「純愛小説」。 「彼女は男なら誰でも認める美人だが、そこが唯一気に入らない点でもある。すました視線は確かに心をくすぐるし、滑らかで色白の肌や、大きな瞳のややつり上がった目尻の色気も認める。でも俺が欲しいものは美しさでもなければ、直線的な若さでもない。彼女に足りないものを知っている。それは女としての敗者の経験。 本当にセクシーな女とは、人生に敗れた辛苦の中から磨かれた美を抽出しそれを平然と身にまとうふてぶしさがある者だ。」 - - - - - - - - - - - - - - ↑コレは24歳の夢野の言葉です。24でこんな事考える男がホントにいるのか~~!?(苦笑) いや~~。はっきり言って濃すぎます!(苦笑) 主な登場人物4人いるけど、4人とも濃いですね~。キャラが・・・。脇役も濃いですけどね…写真家の先生のその奥さんとか・・・。 でもNYってそんな人達の集まりかもしれないし。 行ってみたいナ、NY。そして舞台となる日本酒バー「酒友」にも行ってみたいな。(架空ですが、舞台となった所はあるようです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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