フランクリン・プランナーと7つの習慣のブログ

二十代は練習
昨日、29回目の誕生日を迎えたわけですが、世間では、来年は三十路だねぇ～と、悲しげな表情をされるかたが多いようです。
でも、私は、三十代になるのを楽しみにしています。
石田ゆり子さんの、「C'est joli ここちいい毎日」という本の中に、「二十代は練習、三十代からが本番！」というエッセーがあります。

自分らしさ、って、なんだろう？　そんなこんなの、試行錯誤の繰り返し。でも、だからこそ三十代は、「さあ、本番！」という気がするのです。(P.99)

私もそう思います。十代から二十代は、外面的な輝く美しさがあると思うんです。その輝きが落ちてきて、今度は内面から輝いてくるのが三十代だと思うんです。
藤村俊二さんて、素敵ではないですか？　年齢を重ねるごとに美しくなる。そう。そんな大人になりたいんです(^^)


あたり前のこと
pocketbookさんの、ある人の当たり前は他のある人にとっては新鮮な発見だったりするかもしれないという記事を読んで、思い当たることがいくつかありました。

■風景
私は静岡県に住んでいるのですが、十代の頃とは違って、二十代後半になってくると、県外の人との付き合いが増えてきます。車に乗せて運転していると・・・「わぁ！すごい！」という声が。
ビックリして、「え、なに？　どうしたの？」と聞き返すと、「富士山がすごい！」と。
富士山に何かあったのかと思って見てみると、そこにはとくに変わりのない富士山が・・・「いつもと変わらないよ？」と言うと、「富士山が有ることがすごい！　あまり見たことないから。」と言われてびっくりしました。
私のように、富士山がよく見える地域に子供の頃から住んでいる人は、毎日見てるので、そこにあるのがあたり前で、多少、今日は綺麗だな。というのはありますが、感動するということがあまりありませんでした。
でも、そんなことが何度かあってから、そこに有るだけですごいことなんだという気持ちになりました。新しい、小さな幸せを見つけた気がして、少し得した気分です(^^)

■仕事
友達が家に来たとき、その後に出かける場所を調べるために、パソコンを起ち上げました。 Firefox で Google を開いて、たたたっと、キーボードを打っていたら、「わぁ！」という声が。
びっくりして、何があったのかと聞いてみると、「キーボードを見ないで、早く打ってるからすごい。もう一回やって！」と。
IT関連の仕事をしていますから、会社に行けば、みんなそうやって使ってるし、特別なことでもないんですけれど、そういう職場をあまり見たことない人には、それだけでもすごいことのようで、何年もそんなふうに喜ばれたことがなかったのでびっくりしました。
たしかに、私も、パソコンを使い始めた頃は、画面だけ見て両手でキーボードを使っている人を見ると、尊敬のまなざしで見ていました。
自分も、あの頃尊敬していたような人になれたんだなぁ～と、思い出すことができて少し嬉しい気持ちになりました(^^)

■車
以前、私はKARTをやっていました。毎週1回は走りこんで、体力強化のための運動をしていたほど打ち込んでいました。
KARTは一般の人にはあまり縁のないスポーツですが、私の周りにも車好きの人は多いので、気軽に楽しめるレンタルカートに案内することが何度かありました。
そんなとき、案内するだけじゃつまらないし、ひさしぶりにレンタルカートにも乗ってみようか。という軽い気分で、軽く走ります。
走り終わってタイムを見ると、まぁ、こんなもんか。という感じでみんなのところに歩いていくと、「一周21秒程度のコースなのに、なんで4秒もタイムが違うの！？」という声が。
いやいや、それは走りこんでる量が違うから(^^;・・・と、たじたじになって説明するのですが、彼らも車好きなので、実際の車の運転にもそこそこ自信があるし、最近のリアルなテレビゲーム(グランツーリスモとか)でもよく遊んでいて良いタイムを出しているから、そんなにタイムが違うわけがないと思っていたようで、狐につままれたような気分になるようです。
仕事のところでも書いたように、私も、KARTをはじめたばかりの頃は、コースレコードを見て、「このタイム何かの間違えだよ～」と言った覚えがあります。いつの間にか自分が、「間違えだよ」と言われる方の立場になっていることが少し嬉しかったです。

■まとめ
後半は少し、自慢ぽくなってしまいましたが、この日記を読んでくれたあなたにも、自分では気づいていないけれど、他人からは尊敬のまなざしで見られるようなすごいところがたくさんあります。
一つ一つ拾い集めて、私はいままでこれだけのことをして来たんだ。これからもたくさんの事を出来るに違いない。という自信をつけて、自分の人生をより良いものにする新しいものごとに取り組んでいってくださいね。