駅の階段で邪魔になる箇所にぺたっと座って携帯電話をいじっているぼんやり目の若い男がいて、迷惑をかけていた。腰が痛くなくても蹴り上げないが、腰が痛いので、蹴り上げることもなく、少しストレスを感じた。
怠け者の私でも、さすがに、旅行中は不思議と「起きるのイヤイヤ病」が完治し、颯爽と朝食を採りに出かけたりなんかする。
シアトルの朝、マーケットの3階部分で、海を見ながら朝ごはん。アメリカに入って本当に肥満人間ばかり見かける。朝からこの量をみたらさすがに、そうなるだろう。生まれたときから栄養の偏りと過多によってブロイラー鶏のようになっていく。いつもアメリカで思うことは、量と値段を半分にして欲しいということだ。
朝、散歩してたら約2割の人々が、シアトルコーヒーを片手に歩いていた。私も好きは好きだが、こうも甘いモカやラテを飲んでばかりいたら体に偏重をきたしそうなので、日常のブラックアメリカンコーヒーを啜る。
海の向こうには
オリンピック連山が見え、ぼんやり眺めていると、カモメが餌をくれとばかりに窓際にへばりつく。きっと餌をやる人がいるのだろう。
ぼんやりしているが、ぼんやりの中にも、神戸の姉妹都市なんだなあと思ったり、スターバックスっていち早く従業員にストックオプションを与えたり、パートにも保険を適用したりと働きやすい企業なんだなあと思ったり、マイクロソフトやアマゾンドットコム、古くはボーイングを生んだ所なんだなあ、とやっぱりぼんやり考えていた。
そだそだ、ジミヘンやニルヴァーナもだ。
いかん、いかん、シアトル観光案内をしてしまった・・・
てな訳で朝食は終了。