何を隠そう、私はエグセクティブなので、クレジットカードを3枚くらい持っている。年会費を払ってなくて、1回も使っていないカードは数知れずだが、多分、それは無効になっているだろう。もしかしたら私の許可なく知らないうちにブラックリストにのっているかも知れない。
まあ、そんな話はどうでもいいのだが、先月も今月もアメリカで食事をしていることになって請求がきていた。勿論頭脳明晰な私は、怒り狂ってを持ってクレジット会社に電話した。
「すみません、見覚えのないところから請求書が来ています」
奇しくも、今年アメリカから帰ってきた日を見据えたかの如く、帰国日の翌日に使ったことになっている。私は、さらに激昂して、怒りのやり場のない怒りを電話対応に出たクレジット会社の女性にぶちまけた。
「あのー、これ、返金してくれますよねえ」
おまけに、こんなカードは信用できないので、すっぱりちょんぎってやろうと思った。
「カードナンバー代えてもらえませんか」
そんな訳で私は、1週間カードは使えないが、それは他人には関係ないことだ。
英国BBCも視聴料で成り立っているが、イギリスの政治家にとってBBCは鬱陶しい存在である。私は貧乏なのでNHK受信料を払ったことがない。お菓子を家まで持ってきて、さあ金払え、というのと同じ論理なので、NHKは遠慮なく見ている。ちゃんと見てますが払いませんという。しかし、私は心優しいので、徴収に来る人は同情して執拗に無視している。
スローフードが流行ってるんだってね。夜、ゆっくりイタリアンでも食べるときはゆっくり食べるじゃん。安全なものを食べる?今になって虫やウンコのついたものを食べるのですか?ラーメンが伸びちゃうよ。え、そーゆーことじゃないの?
スローライフでっか。文明裕福いそがし病に罹っている我々にはなかなか難しいことやん。手帳を埋め尽くすことに奔走し、携帯電話を身肌離さず、テレビや本やネットで情報の渦に溺れてるのに無理やん。
知人にあげた前の車の自動車税を延滞料金含めて払わなければならないところまできて立腹している。知人、どこいった、車検も受けてないみたいで。事故あったら私も責任免れない、どこいった知人、電話に出ろ!
気分よくするために、ニューヨークの
ロイヤルトンホテルのカフェでよく読書したなあと思い出しながら・・・