自分の整理の悪さを棚に上げていうのだが、ネクタイを外し散らして、ボーっとしていて、ハサミで紙を一挙に切ったと思えば、ネクタイも切ってしまった。ごめんなさい、ネクタイよ。
「ネクタイが千切れる」といえば、大学時代の友人Oは、かつて大手証券会社に勤務しており、ある羽振りのいいオーナーを儲けさせることによって、かなり可愛がられていた。
「今度、O君、わしのクルーザーで遊びにいこや、その前に、この1億円、どばっと増やしてくれや」とそのオーナーはやはり羽振り良く言った。
「わっかりました」と彼は1億円を預かり、1週間で8000万円にしてみせた。焦った彼は、手を出してはならないと言うジャンク債に手を出し、一気に取り戻そうとした。そして1週間で4000万円、更に1週間で2000万円。
それで限界と感じ、彼と支店長は、オーナーの元に。
そして胸ぐらをつかまれ、ネクタイが千切れた。
その帰り支店長はOに向かって言った。
「次の顧客探さないとナ」
つまんないな・・・ははは。