コンイチハ。最近、自爆テロが横行していている。米ソのパワーバランスの崩壊に加えて、ボーダレス化というのもあるのだろう。アフガニスタンで精製されたヘロインが48時間でロンドンに届くといった物理的密輸に加え、インターネットの発達は、ロシアマフィアとコロンビアカルテルの意思疎通連絡交渉を一瞬にして可能にした。誰がどこにいるというのが関係なくなった。もともと、インターネット自体軍事が生んだ賜物である。おまけに、テロ対策でも、貧乏になった政府や国が予算を割けないという悲しい事情もあるのだろう。特にここ10年でスザマジい勢いで伸びているのがマネーロンダリングだ。何せネット社会の発達で通信コストと所要時間が大幅に削減されたのだから。
歌舞伎見に行きたいなあ。
私がインターネットを家に導入してから10年近くが経過した。
初めてインターネットの凄さを感じたのは、フィンランドに行く時であった。オランダ経由KLMオランダ航空がヘルシンキに着くのが、12時前、そして国内線が出発するのが12時20分。それに乗り継げるのかどうか分からなかったが、KLMとヘルシンキ国際空港にメールで問い合わせたのだった。
そしてフィンランドに住むアメリカ人に、どうしたらいいかメールで質問したら、「税関を抜けてロビーに出たら、左に曲がれ。そして建物の一番端の出口に行き、空港のキャリアーに荷物を積んだまま、外に出て、道なりに、兎に角走れ!隣の建物が国内線だ。外にいる時間は5分だ!そして、どこの窓口でもいいからチェックインするんだ、そして、・・・」とことこまかく指示してくれた。
「日本からフィンランド国内の切符を買うと高い。私が買ってEMSメールで送るから、それを使え。お金は会ってからでいい。そうだ、前に日本に行った時に買い忘れたものがる。関空でチェックインを終えて、パスポートコントロールを抜けて普通の免税店を抜けて、モノレールに乗って、エスカレータを下りたところから3つ目の店に浴衣が売っている。それを買ってきてくれ」
といった按配であった。
なんだ、
長崎までチャンポン食いにいかなくてもよかったかなと一瞬思ったが、パチンコ屋であった。