ふふっ、ふふ、飲んでないので言うわけではないが、歴史上の人物って、ほら徳川とか豊臣とか、好きになれないよね、殺人者たちだもの。
ふふっ、ふふ、小学校の時に水・金・地・火・木・土・天・海・冥とかいって惑星の順番を習ったんだよね。あるとき、軌道の関係で、海王星と冥王星が入れ替わったことを知って吃驚したが、1999年にはまた元にもどったってことで再度びっくりしたんだよね。ところで、この冥王星ってのは、ただのガスの塊で、観測されるたびに小さくなっていって月より小さいんだよね。発見されたのは1930年代。この冥王星を惑星にしてしまったら、この規模の太陽をくるくる回る小惑星ってのがいっぱい発見されるようになっちゃって、学者の間では扱いに困ってんだってね。惑星と小惑星って定義が曖昧なんだよね。
ふふっ、ふふ、そんな訳で、科学ってのは演繹法にしろ帰納法にしろ、仮説ちゅうので、唯一、数学だけが完璧なんだよネエ。だって、頭の中で完結するからねえ。そして公理といって証明しなくていい決め事があるわけだよね。
ふふふ、そういえば、九九って小学校の時覚えたよね。インドでは19×19までやるんだってね。九九といえば、1分間テストというのがあって、九九をやらされたなあ。1の段は得意だったんだけどね。1分間テストはいつもドキドキしたんだけど、ある日、九九のテストで鉛筆カリカリしていると、隣の女の子が泣いている。優秀な女の子で名前は忘れたけど、苗字は大石さんだった。大石さんは、おしっこをもらしてしまっていたのだった。きっととてもおなかの調子が悪かったんだろう。屈辱で顔は歪み、そのまま、先生に付き添われて家に帰ってしまったんだよね。雑巾で、彼女のおしっこを拭いたな。
ふふふ、中学校3年のときに、やたらクラスで授業前に皆騒いでいたんだよね。私も騒いでいたが、ふと股間を見ると、学生ズボンのチャックに陰毛が1本悲しそうに絡まっていたんだな。知らん振りしてひっこ抜いて、顔を上げると、いじめられっこの奴、名前は塩屋君だったかな、彼がじっと見ていたんだな。「おお、髪の毛が絡まったわ」と私が言うと、彼は、少し憐れんだ眼をして、「そやな」といった。青春の苦いおもひでだな、ふふっ。