この人の帰り編を待っているのだが、この人で思いつく補修というのは、補習であって、高校の時に物理が4点だったので、合宿まで抜けて補習に行き、そのときだけはさすがに、優秀な得点を採っていた私も羨ましい思いをしたものだ。物理4点でも、大手広告代理店の部長になれることが、証明でき、未来の子供たちに希望を与える。おまけに、物理で1番の成績を採っていようが、将来ただの散歩人になることを誰が予想したか、子供たちの顔が曇る。
何せ、今も変わらないのだが、当時もとにかく安全性は度外視して、一番格安な航空券を求めて3000里の状態であり、ボンベイからは、ビーマン、エアバングラデッシュであった。出発は、当然、ボンベイを夜中に出発である。当時は、空港にタクシーで行くなんて大それたことは出来なかったが、何せ夜中だったので、ついついボンベイからタクシーで空港に向かったのである。ボンベイ市内に戻ったのももう23時頃であったという事情もあったのだが、何故か空港で、やたら暇になり、日本人を見つけて、珍しく私から声を掛け、茶を飲んだ。まあ、そんなことはどうでもいい。
夜中に機内案内されたが、シートは自由席であった。国際線で自由席?(その後、パキスタン航空バンコク-成田で自由席を味わった)そして、飛行機は一向に出発する気配もないが、ジャンキーと思われる西洋人が、目を瞑ったまま、タバコを吸い、灰が落ちそうになっていた。
そして、機内に蚊が飛んでいた。マラリア蚊にように重そうだった。
機内の上部棚(オーバーヘッドビン)は、機体が古いのか、ぼろいのか、タガが緩く、飛んでいるときに、揺れると開いたりなんかして、少しだけ楽しかった。関係ないが、バングラデッシュの通貨はタカである。
まあ、本日は、いつものように、取りとめのない補習でしたが、明日は、休講とさせていただきます。またもや結婚式で、夕方から東京に行きますので。皆さん予習復讐しておくように。