前にも十分に説明したのだが、覚えていない人は10人中約10人なので、再三説明しておくとすれば、妹の家のキッチンの窓の外の木にぶら下がっているのが、ピーナツが詰まったもので、いろんな鳥が飛んできて、結構、面白いのである。学のない妹ではあるが、横に鳥図鑑を装備し、パラパラとめくりながら、その鳥の名前を調べるという按配である。
そんな訳で、その後、イギリスで最も美しいカントリーサイドなんて賞賛されるコッツウォルズに行くと、その餌が2.2ポンドで売っていた、というか、田舎に行くとよくある、無人野菜売りと同じ、無人鳥餌売りであった。2.2ポンドは、英語でいうと約440円である。
私は、今回イギリスに行くに当たって、おどろおどろしいところをピックアップはしていたが、概ね、ロンドンに多く、私が今回降り立ったバーミンガムから、もしかしていけるとしたら、
ワイト島の蝋人形館かヨークのヨーロッパの拷問ダーク史の人形を集めた
ヨークダンジョンかというところであったのだが、何故か間違って、非常に美しき村にやってきたのであった。
号外・・・・東京税関は26日、成田空港第2旅客ターミナルの手荷物荷さばき場で麻薬探知犬の訓練中に、厚生労働省から借りた訓練用の大麻樹脂約124グラムを紛失したと発表した。
発表によると、紛失したのは25日。麻薬探知犬訓練センター(千葉県成田市三里塚)の男性職員(38)が、香港から午後3時30分ごろに到着した旅客便の乗客のスーツケースの外側ポケットに訓練用の大麻樹脂を収めた金属製容器(縦約11センチ、横約9センチ、高さ約3センチ)を新聞紙にくるんだ状態で入れて、探知犬の訓練を行っていた。
一般客の荷物を使った訓練は内部規定で禁止されており、持ち主にも知らされていなかった。探知犬も大麻樹脂に気づかなかったという。同税関では、持ち主がそのまま持ち去った可能性が高いとみている。
男性職員は「違反は承知していたが、実戦に近い形で、訓練効果を高めたいと思ってやった。過去にも一般客のスーツケースを使った訓練をしたことがある」などと話しているという。同センターでは、成田国際空港署や千葉県薬務課に紛失の報告をした。
東京税関成田支署の田中万平支署長は「麻薬を取り締まる税関がこのような事態を招いたことは誠に遺憾。二度と起こらないよう厳正に対処したい」と陳謝している。
(2008年5月26日14時00分 読売新聞) 俺もいつはめられるかわかったもんじゃねえ。人事でないよ、ホウロウサン。
とにかく、コツオルズにゆかりの人物といえば、ハリパタや、ピターラビットのポター、オースチンにチャーチル、ウイリアムモリスってところで、何とも、私から遠く離れているような気になって仕方ないのであるが、気のせいである。
何箇所かの村を訪れたのであるが、ここはチッピングノートンという村で、村自体は200メートル程度1本道を歩けば、だいたい終わりである。終わりにしても仕方ないので、ティタイムである。茶である。ヨーメイヨーツアー!
馬も放し飼いであり、自由に宙を舞っているという感じでもアル。
恐ろしいライオンも、放し飼いで自由に宙を舞っているので、気をつけなければならない。しかし、餌は十分に与えられているので襲われることはなさそうだが、じゃれられると、怪我をするかも知れない。
私は、こう見えても、子供は苦手というか、私になついてこないのだが、犬猫はわりとなついてくる方だ。私を見ると、自然に帰ったと感じるのかも知れないが、もしかしたら、そうではないかも知れない。そんな私も、今まで一度も噛んだことのない犬に噛まれたこともあるので、あんまり侮れない。侮れないといえば、フィリピンで噛まれた時は、本気で狂犬病を心配して狂いそうになった。
シカシ、何にせよ、私にふさわしい風景ではあることは間違いない。歴史がそれを実証するか、さもなくば無視するであろう。
くるくる回っていると、オックスフォードに着く。凄く簡単な言葉であるが、3年前にイギリスの車中で、カーナビが、次のランドアバウトを何々せよ、と何度も命令され、ロータリー交差点であることが判明。イギリスにはやたら馬車の時代の名残かラウンドアバウトが多く、ロータリーのことをラウンドアバウトであるということを知った。高校生の頃から、てっきり、YESのアルバムの名前壊れ物の一曲目の曲「回り道」かと思っていた。
次の村に行こうとしていた時、妹の旦那のママから、昼食の用意できてずっと待ってるんだけどと携帯電話が入り、てっきり夕食と思っていたので、腹がパンパンのまま時速120キロぐらいで戻るのであった。勿論、私がせせこましい日本の道路の細々路を超高級車で140キロで走るのとはわけが違う。車は少ないし、アップダウンはあれ、まっすぐな道が続き、ラウンドアバウトのおかげでほとんど信号で待つという行き急ぎにはイライラすることもなく、何と言っていいか考えると、何というかである。
そして、私のイギリス最後の晩餐に招かれるのであった。
といって戻って食べたのでは下記、フィッシュアンドチップスではないが、これは私が到着した最初の晩に、やっぱイギリスはこれでしょう、といって連れて行ってもらったバーである。
というか、正直いうと、最初の晩と最後の晩しかなく、中間の晩はなかったのである。2泊しかヨーロッパでしてないと会社にバラスと、バカにされるので、今のところ、永遠に黙っているともりである。おまけに、お土産を買うほどの経済学的余裕はまだ若き獅子である私にはないのである。あるのはせいぜい熱き血潮程度である。
それにしても、連れて行ってもらった店は空いていた。メーデーもあり3連休なので、現地の人は、ユーロ圏、特にアイルランドなどに旅行に行っているのではないかということであった。何せ、ポンドは強すぎて、国内旅行は高くて仕方ないのである。ビール代は、日本のバーと変わらなかったが、このフィッシュアンドチップスでさえ1300円である。白身魚かナイルパーチか。
この辺はラグビーの発祥の地であった。ラグビーはイギリス中部のコベントリーの近くにある。何故、コベントリーといったかというと、前にコベントリーからパリに飛んだことがあるからだ。もはやヨーロッパ間の格安航空券はバカである。飛行機代は2000円、空港税は6000円という料金であった。そんな訳で、妹夫婦もヨーロッパの旅行はしまくりである。何せ、格安飛行機の飛んでいる空港まで行くアクセス(自家用車ならガソリン代と駐車料金)が一番高いので、いかに空港まで安く行くかがキーポイントらしい。
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