イッチョ、くだをまくために居酒屋にいくことにした。私の主義としては、金がないならないなりに、普段は貧相な食事をして、たまにドドーンと高いところで本物の味を知るってのが、若い頃の美学であったが、最近では、ドドーンと食べること自体に興味を失いつつあり、人として非常にマズイ状態にあるのをヒシヒシと感じつつ、個人的には滅多に行かない居酒屋に突入したのであった。
しかし、ながら、クダを巻くことが特にないある阿呆の幸福モノである。会社の人と飲みに行っても面白くないのは、共通の話題もないことも手伝って仕事の不平不満や仕事の話になることである。決して天下国家や哲学やインドの話にはならないのである。
その点、学生時代以前の知り合いに会うと、全く利害関係がないのがいいのだが、ついつい昔ナツカシの話にもなってしまうのである。まあそれはそれでたまにしか会わないからいいのである。でも、一度だけ、別会社なのに、後輩に仕事やめましょうよ、一緒にカナダ行きませんかとマジに言われたこともあって、今は、彼も子供が出来たり、奥さんができたり、病気ができたりして、会社になんとかしがみ付こうと必死のパッチである。パッチ度は見えないが、障害者社員に優しい大企業ではある。他の企業なら、すでにオマエハ死んでいる状態である。
路思案タコヤキ結構、辛くないです、カックリです。
放浪達人さんが自分のと比較して自己嫌悪する程度の注文品、「いれてしまった」です。
完食しましたところ、皿が、なんだか変な形でした。
お勘定は、1億2860円でした。