久しぶりにクラッシクコンサートに行った。
音は良い。雰囲気もあるんだろうか、と思いながらも、本当に、みんな、指揮者見ているのか?目を凝らせて見ても、誰も見ていない気がしてならない。
それに、昔から思っていたのだが、何万回も練習しているのに、何故楽譜が必要なのか?
運命は、生で初めて聞いたが、指揮者やオーケストラによって違うのだろうが、ジャジャジャジャーンが、で出し、結構静かに聞こえた。そのあとの盛り上がりの方が、迫力があったような気がしたのは、馴染んできたのか、最初にビビルゾという期待感が大きすぎたのか。出だしのタイミング、指揮者が一度手を振ってから、演奏が始まり、何だかテンポをそれで決めるのか、素人には分からないが、まあそれはそうとしてアウフタフトっていうんだってね。
ふと、初めてクラッシクコンサートに行ったときのことを思い出した。中学校の時だ。ネッスルの石丸ヒロシの3回当たり、3回ともノコノコと出かけていったのであった。素人向けということもあったのか、トークショーがあり、マスターのバイオリンの弦が切れたら、後ろの人のバイオリンを借り、後ろの人は、その後ろの人のを借り、その後ろの人はその一番後ろの人から借りるということを言っていたような気がする。
そういえば、幼稚園の時、指揮者を指名されて以来、もうかなりの時間が経過した。
幼稚園の担任の先生に呼ばれて、砂場で一人練習させられたのだが、何を演奏したのかは、覚えていない。ただ意味なく三角形を宙で繰り返し描くだけだった。
その後、小学校では毎年、演奏会があったが、いつも、カスタネットとか鉄琴とか、シンバルや太鼓と端っこの役を勤め上げたのであった。