最近は
フウニンさんまでが走るようになって、ここは、放浪さんに習って、ハイキングでも行くか、と決心したのであった。
奈良県香芝市まで、近鉄を乗り込み、二上山駅で降りる。ネットで検索すると、登山口まで2,30分近鉄沿線沿いに大阪方面に戻れという指令であった。
田舎によくある、歩くための道ではなく、歩道のない道路わきをビュンビュン、車に抜かれながら、歩いている奴なんて、私一人である。
電車に、まあ下はジーンズであるが、上着はジャージである。ジャージでの電車に乗るジャージは、20年ぶりぐらいである。慣れない姿に、誰も見てないというのに、誰も気にしていないというのに、ちょい自意識過剰になり恥ずかしいものだった。
火山活動により、隆起によって凝灰岩が露、風化・浸食、ついに奇岩群となった岩山に挑む。第二次世界大戦時、防空壕をつくるため多くの朝鮮人が働き、事故で死者を出したこともあり、心霊スポットとして有名な岩山でに挑むのである。それにしても、そら大昔は、どこでも火山はあったわなあ、今、近畿地方にはない。
やっと、30分歩き、登山口を発見。結構整備されている。昨晩の調査では、なかなか、登山口が見つからず、めくら滅法に登って大変であったと書いてあったが、さて、これから大変な登山道が始まるぞ、んあて思ったら、5分もしないうちに到着。あれれ・・・。
道理で、子供も来ているわけだ。
連れてきたお父さんが、落ちたら死ぬぞ、といって子供をびびかしたが、子供が全然びびってないのがほほえましかった。
「アイツ誰や、むっちゃ遅い」とかいうガキの100倍程度かわいいものだ、と正直思った。
なんだよ。メシ食うか・・・コンビニ弁当を広げ、水を飲み、終わり。
なんだ、帰ってから見ると、標高110メートルじゃん。
駅に戻り、2駅先がタイマ町と分かり、どんなんか、ちょっと寄ることに決定したのであった。