2011年の前回もそんな感じだった(21時15分~6時)。前は夜中12時を越えてチェックインし、飯を食いに行き、マッサージまで行って、ネットをちょっとすると3時半になり40分寝てから空港に向かった盛りだくさんの日であったが、今回は、24時過ぎに到着し、それも、ダイレクトに日本からやってきたので、仕事帰りだったので、速攻でタクシーに乗り、宿に向かうのであった。まあ、一応、タクシーはメーター制ではあるが、深夜料金が表示されてないので、止まったらどっかのボタン押して、ピッと1.5倍ぐらいになって、ムググとなるのである。
ホテルは、学生時代のドミトリー最低級ではないが、まあ、ありていに言えば売春宿であった。2時間で6,000円とか書かれているが、私はネット予約で4,000円である。私がチェックインする間にも2組の怪しい男女が入って行った。まあ、私も寝るだけである。その前に飲みに行くだけである。
それでも、今日は家からワザワザ穴の空いた靴下と穴の空いたパンツを履いてきているのである。有効に使うためである、使い捨てとして、少しでも荷物を軽くするの法則であり、今回は、穴の空いた靴下を3足、他にゴムの伸びきったトランクスを用意しているんどえアル。しかし、予期せぬことにベルトも千切れたのである。ベルトが千切れるだって?そんなことがあるのか?いや、あるのである、皮でも何年も使っていると寿命というものがくるのである。形あるものはなくなるのである、いわんや形のないものはもっと脆く崩れるのである。口約束や永遠の誓いとか将来へのコミットメントや夢である。いや、破れるために存在するといってもいいのかもしれない。それが人生というものだ。人生敗れたり・・・なーんちゃって、と思っていると、もしかしてこの部屋エアコンないじゃん、と思いきや、隠れるようにあったので安心した。既に汗もドボドボである。エアコンに安心だ、安心したところで、ジーンズ(スーツから履き替えるだけ)にTシャツ(カッターシャツを脱ぐだけ)に、サンダルを出した(革靴から履き替えるだけ)。
あ、サンダルが・・・・違う。ショックだ。
チェックイン後、くどくど書いたが実は3分で、既に外に出て、24時間スーパーに行き、Tシャツを買う。3泊なのにシャツがあと2枚しかない。勿論下着としての無地Tシャツなので、予算は200円ぐらいである。あと、今、ジーンズに革靴履いているので、ここはゴム草履にするか迷うが、荷物になるので、今回の旅行はクソ暑いのに革靴で通すことに決定。まあ、300円ぐらいでゴム草履は売っているのだが、なんとなく鼻緒が擦れてリンパ腺が出てきて痛くなるような気もしたのである。それから、ベルトである。ベルトは、ついつい、これも安物の銭失いと罵られ、中年のエリートサラリーパーソンたるもの長く使うのだからブランド物の1,2,3万円はするようなベルトを買えといいたいところだが、そういう高いものは売っていなかったので、300円のベルトを涙ながらに購入。
それゆえ、1万円もシンガポールドルに両替したのに、タクシー代に2,000円ぐらい、ここの衣服類代に600円ぐらい散財しているのであった。おまけにシンガポールはまあ、正直いうと日本並みにビールが高いのだ。それでも、できるだけ猥雑なホーカーズ(屋台)エリアを選んで、体内にアルコールを注入せずにはおれないのである。それが、旅行者の規則正しく美しい姿である。機内で散々ワインを飲んだことも、もう忘れているのである。
飯を食うかといえば、まあ、食ってもいいのだが、散々機内で飯も食い終わっているのである。うーん、少量のミーゴレンとかラクサだも食べるかなと脳は逡巡しながらも、ビールは進み、これはそろそろ寝ないといけないなと、それでなければ前回みたいに睡眠時間が40分になっちゃうぜと思うのであった。ちなみに前回は40分の睡眠後空港に戻り(その睡眠のために1万円近くの宿を予約しちゃったんだなあ)、それでもシンガポールから香港までの4時間ぐらい、水も飲まず超爆睡で10分ぐらいで到着したと思ったぐらいである。
とりあえず、雑貨屋で寝酒のビールを購入して部屋に戻る。
部屋でテレビをつけてシャワーも浴びて、ビールを飲んでいると、前々回のシンガポールもろくな目にあったないなということを思い出した。タイと日本の時差は2時間で、まっすぐシンガポールに南下したから時差は2時間と思い込んでいたのである。そして、シンガポールに1泊して少し余裕のふりして、
シンガポールチャンギ空港に90分前につくと、実は時差が日本と1時間だったということが判明、カットオフされて、意味なくもう1泊することになったのである。よろしくないなあ、と思いながら、明日は9時50分に乗るからもう寝るぞ、といいながら、本を読んでいるとなかなか寝付けないのであった。機内でどうやら寝すぎたというか、2本目の映画で確かに寝たのであったことを思い出すのであった。
帰ってきてから、ちゃんとベルトがハメラレルノカ確認したところ、逆に外れなくなった。これベルトどうやって緩めるのだ、大変だ、ズボンを脱ぐことが出来ない。ヤバイ、ヤバイ、といいながら4分ぐらい格闘して脱げたものの、どうやってベルトを緩めることが出来たのか分からない。今後、このベルトで良好な健康的でクソに間に合う文化的な生活が送れるのか不安になるのであった。
続く。
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