サッポロピアコタンである。確か、コタンは村のことであった。ガキの頃、少年少女向けだったかなんかの「コタンの口笛」をオカンに無理クリ読まさせられた記憶があるからコタンというアイヌ語は小学生から知っているのだ。だから、琉球人は知らなかったけど小学生低学年から日本は単一民族ではないことは知っていたのだ、つまり国会議員よりも賢かったのである。まあ、大人だモノ、わざと間違えて謝罪して面白がっているんだろうけどね、議員は。
いきなり到着したらサッポロとカタカナで書いていたので、ビール会社かと思って、何故ビール会社が慈善事業でこういうことやっているのか、と10秒ぐらい考えたら、ここは札幌ということに気がついた当たり前の事実。
言葉というのは、自然に近いほど、専門的なことを一言でいう名詞や形容詞があるのだ。自然なというより、より生活に密着しているほどね。砂漠の民ベドゥインでも、妊娠しているラクダ、つがいでいるラクダ、年を取った女性ラクダ、食事をしているラクダ、とかは全部違った一言の単語であるし、エスキモーも雪や氷に関する名詞がいっぱいある。アイヌにも片方は歯で片方は手に持ってという単語があったり、帯を高々と締める女性とかいう単語があったりする。
まあそれは日本語を英語にしたらやたら長くなるとか、逆もあるよね、奥ゆかしいとかよいしょするとか木漏れ日とか浮世とかぬるいとか、スノビッシュとかアンニュイとか日本語でいいにくいし、多分ニュアンスが違うんだろうな。英語では、雌牛はcow、雄牛は去勢したものをox、しないものをbull、そして子牛をcalf、食べるはBeef。日本語じゃ、牛!しかない。中国じゃ雑巾もタオルも同じだし。イタリアじゃ、冷えたグラスがテーブルに水滴をつくる、は一言の単語であるし、森で一人ぽっちでいる気分だぜって一言でいえるドイツ語もあし、面白なさ過ぎて笑ってしまうジョークって一言でいえるインドネシア語もあるし・・・。
と思ったら、2節での表現になってたわ。
まあ、それはそうと、颯爽と名前は知らないが赤い車を走らせて、到着したら直ぐ後ろにタクシーが停まり(随分駅から離れている気がするのだが)大学生くらいの女の子が一人降りてきて、研究熱心に見ていた。私が出る頃にはまだ10分の1も進んでいなくて、そらタクシーで来たものねえ学生なのにねえ、とも思うのであった。てか、興味ある人もいるんだねえ、と感心するのであった。俺なんか15分くらいしかいなかったのに。
男の仕事・・・今やっている俺の仕事、男女関係ないわ。
男の仕事、刀つくり
男の仕事、鹿の膀胱いじり
男の仕事、おしゃぶり、と多岐にわたる、が、あかちゃんの歯を鍛えるのか・・・。
男の仕事、ティ○ポ。
鮭の皮で作った服、渋い、蛇皮仕様のジャンパーに見えるぜ、ちょっと生臭そうな気もするのだが、それがモテル勲章だぜよ。
ちゃんとした服もあるよ。
ごめん、30年間、アイヌシモリかと思ってました。今調べたら、人間の静かなる大地=アイヌモシリでした。何故、昔から言葉の順番を間違えて覚えてしまうのだろうか。あと、いつも店に行って「禁煙ですか喫煙ですか」と聞かれたら、瞬時にどっちがどっちか分からなくなり、いつも適当に答えてしまう。一文字しか違わないやん、そら分からんで。
ポンチ、セ?
ペペッセ?
プ! シンプルイズベストである。
1995北海道
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